すべての夢のたび。

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槇原敬之はロックだ

槇原敬之が新発売のアルバム「Heart to Heart」で
東電、原発擁護ソングを発表

(Appreciation より)

♪仕事場へ僕を毎日
運んでくれる電車を
動かしていたものを
どうして僕は悪く言える?
夕飯の食卓を囲む
大好きな人の顔を
明るくてらしてくれたものを
どうして悪く言えるんだろう?

こんな豊かな毎日を
今までくれてありがとうと
一番先に言うべきなのに
まるで逆の事を言ってしまうんだ

壊れた原子炉よりも
手に負えないのはきっと
当たり前という気持ちに
汚染された僕らの心
ほら「有り難う」も言えない

「あの槇原敬之が東電・原発擁護!」ってスレタイに釣られて脊髄反射で批判して叩いてる人がいっぱいなんですけど、でもこれ歌詞ちゃんと読めばそういった内容の歌じゃないんですよね。

いや、"ちゃんと読めば"じゃない。むしろこれを誤読するのは難しいんじゃないか……ってレベルの気がする。つーかこれ全然いつものマッキーの歌じゃんって感じ。別れた彼女に未練タラタラ、悪く言えないよ系w そしてメロディへのノリの悪そうな書き下ろし文の歌詞。まったく普段どおりです。(某嫁が好きで聴きまくってたので詳しくなっちゃったんだよ!)

単純で画一的な反原発を掲げるアーティストがほとんどの中、たったひとり「ちょっと待ってよ!」と声を上げるマッキー。なかなかできることではありません。実は彼こそがロックなんじゃないでしょうか? でも「壊れた原子炉」なんてワードが歌詞のなかに入ってるのはさすがにちょっと大胆だと思った。