すべての夢のたび。

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世界侵略:ロサンゼルス決戦観てきた

楽しみにしてた映画です。そして面白かった、が、予想してたものとは違ってました。



期待していたものはこれ。英語版の最初のトレーラーですね。ヨハン・ヨハンソンの悲しく淋しい曲をバックに、得体の知れない宇宙からの侵略者に為す術もなくただただやられていくばっかりの人類。そういう映画だと思っていたのです。

が、本編は、アメリカ海兵隊の活躍する戦争映画でした。為す術なくない。敵は人の形をしていて、頑張れば銃とかの通常兵器で倒せる。向こうの武器もべらぼうに強いとはいえ銃がメインだし。為す術ありました。あとカメラはずっと一部隊を追っかけてくんですよね。全体的な状況はあまり描かれない。これも戦争映画だなーと思った要因です。ヨハン・ヨハンソンの曲はついぞ流れず、スタッフロールはじゃかじゃかじゃん!じゃかじゃん!みたいな勇ましい曲でした。FPSゲームとか好きな人はお薦め。戦闘シーンのリアリティはすごいです。

とは言えつまんなくはなく、グッとくるシーンもあるし、クライマックスも、ちょっと海兵隊強すぎじゃね?とは思ったけど盛り上がった。超映画批評でも「今週のオススメ」になってるし。ただなんだ、異星人襲来映画としては、先に見た『スカイライン』のほうが面白かったかなーと思いました。あれほんと反撃もできず暴力的にやられてくばっかですもんね。なんでそういうのが好きなのかわからないけど好きなので仕方ない。

今年の3月に上映予定だったのが震災で延びてたんですよね。別にこれただの戦争映画じゃん?震災関係ないじゃん?と思ったんですけど、異星人の攻撃でボロッボロにやられて建物も崩れまくってあちこちで火の手と煙の上がるロサンゼルスは、たしかにこりゃ津波にやられたあの辺だわ、と感じました。