すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

意味があるとかないだとか

「失敗は素直に認めたほうがいい」(仕分け人 階 猛 衆院議員)
21日、仕分け人が失敗と指摘したもの。それは先日、計算速度世界一の座を守ったばかりのスーパーコンピューター「京」です。 仕分け人によりますと、「京」は計算能力こそ世界一ですが、当初目指していた「異なる計算技術を統合させた計算機をつくる」という目標を達していないのだといいます。
「失敗とお認めにならないんですか?」(仕分け人 階 猛 衆院議員)
「初期に目指した形態を達成できなかったということは言える。一定期間に10ペタ(=1京)を達成してリンパック(性能計測)1位は達成した」(文科省の担当者)
「また来年更新されますよ、世界一は。結局、皆さんがやったことはそれほど意味があったことなのかどうか」(仕分け人 階 猛 衆院議員)


なにこの変な名前。階猛? 日本人?

まったく虚しいですよね、価値の理解出来ない人間にそれを説くというのは。1位というのはただの結果であって目的じゃないんだけど解ってないんでしょうね。スパコン世界一の技術を持つ日本に外国からオーダーが来るとか、2位の数倍の計算力を持っていろいろな産業で先んじることができるとか、そういうのが大事なんでしょうに。目先のことしか見えず、金を移動させるだけで金を創りだす頭がない人たち。

「失敗」って言葉で無知な人を釣りたいんだろうな。"当初目指していた「異なる計算技術を統合させた計算機をつくる」という目標を達していない"とか言ってるけど、そんなの出来上がって初めてつくれたかどうかわかることなんかじゃなくて、最初の計画段階でわかっててそれでもゴーが出てるわけです。目論見通りであって失敗でもなんでもないんだけど、言いがかりをつけて失敗ということにしたい人がいると。嫌らしい。

「また来年更新されますよ、世界一は。結局、皆さんがやったことはそれほど意味があったことなのかどうか」


この問いに答えることの虚しさ。こういう言い方って聞いたことありますよ、中学生ぐらいのとき。「どうせ最後は宇宙も滅亡して全部なくなっちゃうんだから、何をやっても意味がない」みたいなやつ。確かにそうですよね。階猛議員も、その名前初めて聞きましたけど、どうせせいぜいが仕分け担当議員止まりで歴史に名前なんて残らないだろうから、生きててもそれほど意味ない気がするんですけど、そこんところどうなんでしょうね?