すべての夢のたび。

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『ドットハック セカイの向こうに』見てきた


".hack"シリーズについては、そういうゲームがある、ということ以外何も知らなかったのですが、予告編の映像に惹かれて見に行ってきました。っても近所のTOHOシネマズでやってないから流山おおたかの森まで行ってきたという。

上に貼った予告編ムービー見てもらうと解りますが、映像は綺麗で、かつ、今までに見たことのない質感でした。動きはモーションキャプチャーだから不自然さも少ないしね。3Dなんだけど、自然な感じでしたね。飛び出しを強調してない、ふつうに使いこなしてる感じ。

ただ、人にお薦めできるかというと微妙で。理由は、ストーリーに新鮮味がまったくないこと。あまりにパターンなので、あらすじ全部書いちゃってもいいくらい。新参者としてセカイにやってきた彼女がなぜか選ばれし者となり、みんなで力を合わせてセカイの危機を救う。そういう話です。細部も全てどこかで見た感。なんなんだろなーこれはー?と思ったんですけど、理由があってわざと使い古したパターンでやってるか、想定している観客が(ヒロインと同じ)中学生なのかなーと推測しました。実際のところは知りません。

これだけ丁寧に作りこまれた世界を、ありふれたストーリーで使い捨ててしまうのは実にもったいない。キャラと世界設定はそのままで、なんか新しい話つくればいいのに、と思いました。