昔の子供はかわいそうと思うとき 1位「土曜の学校」 2位「ネットがない」 3位「面白いゲーム機がない」 : オレ的ゲーム速報＠刃
- 土曜日にも学校の授業があった
- インターネットがなかった
- 面白いゲーム機がなかった
- 携帯電話がなかった
- エアコンがなかった
- テレビが小さくて白黒だった
- コンビニエンスストアがなかった
- 学校の給食がおいしくなかった
- 家の手伝いをしなければならなかった
- テレビが家に1台しかなかった
結構この記事に反応してる人見かけて。ぼくも、なんとなくカチンと来る気がしますね。理由は簡単です。"今の子供"が言ってることが正しいとか間違ってるとかじゃなくって、自分が「自分より下」と見てる相手から哀れみをかけられるのがムカつくからでしょう。
では、それはそれとして、今の子供の言ってることは正しいのか。どうなんでしょうね。彼ら彼女らが、昔より今のほうがいいよなぜならコレがあるから！と思っているソレらは、彼ら彼女らを中毒/耽溺させる働きが極めて強いものばかりな気がしますね。アル中ヤク中と同じで、自分の意志ではもうソレらから逃れることができない。選択ができない。つまり自由がないんですね。
あと未来もない。希望がないというか。まぁここに挙げられたようなことを「今のほうがいい」と言ってるようなのは小学生だろうから、まだそういうことをあまり意識はしないかもしれませんが。今の中高生とかどうなんでしょうね。
ぼくはまぁ、今の子供をうらやましいとは思いません。そりゃそうですよね。ぼくには自由がある。お金があって余裕もある。その気になれば面白いゲーム機もゲームも全部買えるw 今この時間、この面白い時代に大人(精神的にではなくw)であることが、今子供であるよりずっといい、と感じる感性を持っているのがぼくです。
だって今が、ここが、時間の先端ですから。今ここには未来はない。いつか未来が今になり、今が過去になって、"今の子供"が大人になり、"今のぼく"が老人になる、そういう時間が来るのかも知れない。その時、科学技術は進歩していて、エネルギーやら環境やら食料やらの問題も解決し、宇宙にも行けるようになっていて、大人になった"今の子供"が、今大人であることこそが素晴らしいと感じ、"今のぼく"みたいにその時の子供や老人に哀れみをかけるのかもしれないですけど。
でもまぁ哀れみをかけられるぼくはもうそこにはいないから別にいいです。そんな時間まで生きてはいないから。勝ち逃げみたいなもんですね。
