毎週金曜日の恒例となっている東京・永田町の首相官邸前での反原発デモが３日も行われ、多くの市民がプラカードを手に、関西電力大飯原発の再稼働や、原子力規制委員会の政府人事案への反対を訴えた。
この日のデモ参加者は、警察当局によると約４０００人。主催した市民団体は約８万人としている。音楽家の坂本龍一さんや、先月２９日に投開票された山口県知事選に「脱原発」を訴えて出馬、落選した飯田哲也氏も参加した。
意外や意外、官邸前のデモの参加人数が減ってしまいました。先週は官邸前がなかった代わりに日曜日に代々木で大規模なデモがありましたが、そちらは7.5万人(主催者発表17万人)と報道されていました。その前の週だって1万以上はいたはずなのに、今日はたった4000人か。しかも盛り係数が20倍って、こりゃ主催者の危機感が反映されてるんじゃないんですかね。どうりで今日のデモは人数に関するツイートがほとんど聞かれなかったわけだ。
しかしどこに参加人数が減る要因があるんだろう。まだなにも達成されてはいないのに。逆にそのせいか？ 何も達成されないのに毎週集まって声を上げることに飽きてしまったんでしょうか。それとも暑いから？ 夏休みだから？ 代々木がクライマックスだった？ 野田首相が面会すると言ったから安心してしまった？ 福島第一が謎の白煙を上げていたから外に出たくなかった？
もしかしたら左翼系既存団体が動員をしなかったのかな。このへん、ありそうな気がします。旗(団体名が書かれたのぼり)を揚げる揚げないでもめてるようだし、首相に面会する話でも、誰が行くのかでもめることもありそう。いままで既存団体が散々デモやっても「首相が会って話を聞いてくれる」なんていう大きな実績はなにも作れなかったわけで、俺らだって人数動員してやってんだし一枚噛ませろよ、ほら動員なしだとこんなに減っちまうぜ？みたいな？
考え過ぎかw いやしかし、減ることもあるだろうけどいきなり減りすぎだろうと。来週も目が離せませんね。来週はコミケですけどね。主催者発表による盛りがない真の十数万人というのはどんな数なのか、官邸前デモ参加者は一度見てくるといいのではないかと思うのですが。
