すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

福島の桃を食す

有楽町の東京国際フォーラムでこの土日に開催される『福島まごころフェスタ』に行ってきました。物産展がメインのイベントですね。ステージや観光PRもありますが。

ツイッターでときどき「福島の桃はうまい!」という話が流れることがあって、洗脳されていたのだと思います。それは是非食べてみたいと思って、ちょっとだけ寄るつもりでした。買ってそれから皇居外苑にでも歩いて行って、そこのベンチで読んでる本の続きを読もうと。もっともこの時点ではどうやって食べるかは曖昧なままです(買って帰っても、うちには桃を剥くための包丁・ナイフの類はないので)。

さて会場に着いたら混んでましたね。物産スペースはデパートでやるそれのような混雑ぶり。イベントステージも満席。福島のB級グルメが食べられるということでお腹を好かせていったのですがテーブルも空いてない。なみえ焼きそば食べたかった…。

あれこれ試食しながら歩いてたらいろいろ買いすぎました。もちろん福島といえば震災以来のいろいろがあるわけですが、「頑張ってます!」みたいな空気ってほとんどなかったですね。なのでこっちも言わなくて済んだ。まぁ応援したい気持ちはあったのでそれで買いすぎたってのもあります。

放射能についての説明のコーナーもあったのですが、そこは流行ってなかったですねw このイベントにわざわざ来るような人たちは、風評に流されないきちんとした知識を持っていて影響はないと知っているか、そもそも気にしていないのではないかと思います。ここからそんなに遠くない場所では毎週脱原発デモが行われているわけですが、もうお互い相容れない、日本人として別種のものになってしまっている気がします。ヒステリックに叫び声をあげあることないこと垂れ流すあちらより、(少なくとも表面上は)穏やかで笑顔のあふれてるこちらの空気のほうがもちろんぼくは好きです。まぁ"まごころ"フェスタとかそのネーミングはどうよ?とは思うのですがw

会場で肩に掛けられる袋を配っているのですが、それを2つ、元から持ってたカバンと、さらに桃の箱。お前はもうコミケ帰りかよみたいな格好になってしまい、これであちこち移動するのも辛いし、ていうかこれで両脇に荷物置いてベンチ座ってたらホ○ム○スの人みたいだよ……というような感じだったので、実家に電話して、行って、買ったものを2/3くらい置いてきました。

うちの両親は福島の農産物にどんな感情を持っているだろうか、そこは探りを入れてなかったので少し不安があったのですが、特になんともなかったです。滅多に来ない息子に気を遣っているという素振りではなかったなw 桃冷やしてもらって剥いてもらって、皆でおいしいおいしい言いながら食べた。柔らかくて甘くて水分たっぷりでまじうまかったです。しかし、せっかくだから持って帰れ、皮なんてちゃんと洗えば食っていい、と言われてひとつ持たされたのです。林檎じゃあるまいし。どうなんですかね桃の皮。いま冷やしてありますが……。

日曜日もやってます。安くてうまい桃が気になる人はどうぞ。