すべての夢のたび。

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左右統一理論試論

※「左」と「右」を「統一する」って話ではありません


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韓国が調子に乗ってると思ったら今度は中国が。まさか尖閣への上陸を許しちゃうとはね、しかも8/15に。ツイッターのTLを見ていると怒っている人が多い。ぼくも腹立たしく思ってます。

が、なーんも言わない人もいるんですよね。そう、だいたいわかってはいたんだけど、原発に反対しているような人たちは今回の件に関して特に感想がないようなのです。

こういったことが起こるのを以前から不思議に思っていました。なぜ、サヨクは、行動パターンがみんな一緒になってしまうのか? 原発に反対し、増税に反対し、死刑制度に反対し、夫婦同氏の原則に反対し、生活保護の締め付けに反対するのか?

もちろんこうやって行動パターンが画一的になる背景には、複数のサヨクっぽい思想傾向があるのだと思います。平等が好きとか、権利(特に人権)が好きとか。たとえば特定アジアの国が好きっていう個別の傾向は、こういった平等・人権が好きという大きな傾向から導き出されてくるものではないかと考えられます。

で、この複数の大きな傾向を、物理学でいう標準理論・大統一理論・万物理論よろしく、ひとつのちからで説明できるのではないか? 究極的な原理が存在するのではないか? そういったことを以前から考えていました。最近それがなんとなく見つかったんですね。原発事故で、それがあらわになった気がする。


サヨクとは「命より大事なものはないと考えている人」です。


対するウヨクは「命より大事なものはあると考えている人」(たとえば、)になりますね。なお、当然、これらは"自分の"がそのアタマに付くのですが、当然のことなので略しました。「命」と言ったら「自分の命」ですから。他人の命なんてものをまともに考えられる人はいません。

つまりサヨクが行動(=反対行動)を起こすのは「自分の命がおびやかされる時」なんですね。放射能によるガンが、高い税率による家計圧迫が、誤審による冤罪が、もしワタシの身に起こってしまったら! そういったことをリアルに想像できてしまった時、彼ら彼女らは動く。一方特定アジアの国々に対しては自虐史観による洗脳が効いてて、そんなことをする国ではないと考え、結果無反応になると。あるいは「現場が遠いから」自分の命には影響しない、と感じてるのかも知れませんが。放射能は現場が遠くても自分まで影響来ちゃいますからね。

脱原発デモで叫ばれるいろんなことばを見ていくと、みなこの"第一原理"に沿っていることがわかります。特に今回、坂本龍一の「たかが電気」発言(そしてそれへのデモ参加者・支持者の同意)は大きなヒントになりました。

「言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょうか?」


電気がないために死ぬかもしれない人がいることは頭から落ちているのだと思いますが、命より大事なものはない、命はすべてに優先する、そういった思想がとてもはっきり見えるよい発言だと思いました。

ぼくなんかは、命はなにかをするためのもの、と考えているので、ただ生きる、ただ生き延びる、生きてさえいれば良い、生は無条件に価値がある、そういった思想には疑問があるのですけどね。

……と、ここら辺の話をいつかちゃんとまとめてみたかったのですけど、だいぶ書いちゃったなw もうちょっとネタを加えていつかもっと丁寧にまとめなおしたい。