なんとなくひとつ定まりました。ある程度の量の文章を書いて、それを編集してKindleで100円とかで売る、というのはどうだろう。しかも、発売日を勝手にコミケ合わせにして、「ああっヤバいそろそろ締切が!!」とか勝手に一緒に盛り上がる。これは楽しいのではないか。でも冬に出すとなるとあと1年以上先の話ですねw うん、でもきっとこれをやると夏ではなく冬になりそうな気がする。夏はきっと落とすw PDFでペーパーが出るのか?
上に貼ったKindle本が、Kindleで本を出すにはどうすればいいのかという本で、つまり自己言及的な本ですね。100円なので買って読んだんだけど、なるほど参考になりました。ページ数が書いてあるけどA4で20ページもないんですね。そういうの、紙の本だと商売にならないんだけど、電子書籍だと売ることができるし読む方も手軽でよい。
紙の本ってのは"権威"であって、だからインチキくさい自費出版ビジネスがはびこったりもする。同人誌も、作品を見て欲しいなら電子データで配りまくればいいんじゃね?ってワケでもなくって、やはり(薄くても)物理的なカタチを持っているってそれだけで価値が感じられるもんなんだと思います。
しかし、なんとなく、感覚的なものなのでうまく説明できないんだけど、「AmazonでKindle本を作って売る」って行為には、この"権威"のカケラみたいのがあるような気がするんですよね。単にEPUBにしてupしてダウンロードのリンクをwebに貼る、ってのとは違う感じ。やはり、ふだんからAmazonで買い物しまくってる自分には、商品としてそこに同じように並ぶ、ってところである程度の満足感が得られるような気がする。まぁ紙の本とは違って誰の承認を得たものでもないんですけどね。
ていうかそのノリで、なんかの賞に応募して落ちた作品とか、応募者自身がばんばんKindleで出すって流れになったりはしないのかな。いやそれこそ、読んで欲しいのかそれとも賞という権威が欲しい(のでKindleなんかで出したりはしない)のか、って話になるんだろうか?