すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

放射脳なら治るけど

「放射脳」というのは綺麗なことばではありません。人をバカにした言い回しです。したがって、そう呼ばれる側からは嫌われている。当然ですね。曰く、被曝の心配をして避難しているだけ、食べ物に気を遣っているだけなのに、放射脳呼ばわりされる、云々。

でもまぁ、バカにされるにはそれなりの理由はあると思うんです。ぼく的には放射脳のイメージは「放射能について、必要な情報を仕入れず、必要な勉強をせず、結果として本来不必要な心配をしている」ってあたりですね。

杞憂なんです。けれども、放射脳の人たちはガチでマジで「そう言ったって、もし仮に本当に天が落ちてきたらどうするんだ? 天が落ちてくる可能性はゼロパーセントじゃないだろ?」って言っちゃうんです。そりゃ、ゼロじゃないかもしれませんが、勉強してないからそれが0.000……1%であることがわかってないんですよね。そんなことより交通事故に遭う心配でもしてたほうがずっとよいのですが。

こういう人たちは、なにかきっかけがあって、自分で調べて学ぶことを覚えると、恢復する可能性がある。だけど中にはもしかして、端から聞く耳持たない人たち、どんだけ言おうが無駄な人たちが混じってるんじゃないだろうか、と、そんな気がしてきました。

他のなにかが原因のガンで死んだり、交通事故で死んだり、そういう可能性のほうがずっと高いだなんて、そんなことはいちいち言われなくてもちゃんと分かっている。それでも、どーしてもどーしても、原発から出た放射能で死ぬことだけは、絶対イヤなのだ! 許せないのだ!


おそらく、いわゆる「放射脳」の一部はこういった感じの人たちなんじゃないでしょうか。ぼくの考える放射脳からは外れる、なんか別の呼び方が必要かも。とにかくイヤ系。もしそうだとすると、この手合いには何を言っても通じないわけです。だって理屈じゃないから。論理じゃなく感情から来ているものは、説得して考えを改めさせることはできません。

なんでそう思ったかというと、ぼくがそもそもこの手合いだからです。韓国嫌い。過去の歴史的経緯だとか、製造業の相互依存だとか、そういうのはどうだっていいのです。とにかく縁を切りたいんだ。そのことで日本側にもダメージがあるとか、そんなの知らんし。もう見たくない、関り合いになりたくないわけ。国交断絶できるならなんだっていい。

……というふうに、こんな自分から類推して、「放射能嫌い」が世の中にはいるんじゃないかなーとそう思ったわけです。これだけ正しい知識も情報も出回ってるのに、一向に「放射脳」が減る気配がないのはオカシイ、と思いまして。こういう人らに対処するための方法は根本的に違うんだろうな。どうすりゃいいのか。でも、自分がどうやったら韓国が好きになるだろうかと考えると、ちょっと絶望的な気分になりますが。