すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

錯覚美術館

http://compillusion.mims.meiji.ac.jp/museum.html


近所にそういうものがあるので、行ってみました。存在は知っていたけどいままで行ってなかったのは、ここ開いてる時間が限られてるんですね。毎週土曜日の10時〜17時だけ公開されてます。淡路町の駅から徒歩1分くらい。交差点のとこのタリーズコーヒーの裏側にあります。規模は小さく、ざっと見なら20分もあれば充分かと。

ここは明治大学の計算錯覚学という部門が運営しているようです。美術館という名前ですが、そのグループの研究成果の展示場という感じ。学生さん?が展示物のひとつひとつについていろいろ詳しく説明してくれます。

で、行ってみるとネットの記事とかで見たことがあるものがいくつもあり、あーあれってここのやつだったのか!とか思う。



これとか最初見た時は結構衝撃的でしたが。あとはエッシャーの階段みたいな不可能立体を実際に作ってみたものとか、動いてないのに動いて見える絵とか、どう見ても違う色なのに実は同じ色のとか。他にもたくさん。

で、計算錯覚学ってのは、そういうのを色々作って人を驚かせて遊んでいるわけではなく、錯覚の実社会の応用を目指していくことを考えているようです。たとえば、高速道路の渋滞の解消。渋滞の起きる原因のひとつに、実際は上り坂なのに下りに見えてドライバーがブレーキを踏んでしまう、というのがあるらしいです。これなどはなぜそういう錯覚が起きるのか既に解明されており、対処方法もある、とのことでした。まぁ行ったら説明・実演していただけると思うので行ってみてくださいw

行くと名前を書かされます。が、これは個人情報云々ではなく、訪問者数増が研究予算増につながる、という、切実な理由があるからのようですw 土曜日にあのあたりを通りかかったらちょっと寄ってみるとかどうでしょうか。