すべての夢のたび。

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非侵襲的脳間通信実験

ワシントン大学の研究チームはこの度、言語やハンドジェスチャーを介さない、脳から脳への “直接通信” に成功したと発表しました。脳内への電極埋め込みなどではない「非侵襲的」な手法での脳間通信は世界で初めてのケースで、今後さらに技術が発達してゆけば、様々な分野での応用が期待されます。


以前にもなんか似たような記事を紹介した覚えがあるなーと思って検索してみました。ありました。しょぼかった。今回のもあんまり変わらない感じかなぁ。

まず「送信側」の被験者が、ゲーム中で “敵機” に向かって弾丸を発射したいタイミングで、その操作を脳内でイメージ。この時に生じる脳波は電気信号に変換され、インターネットを通じて「受信側」へと送られます。

一方「受信側」では、送られてきた電気信号をヘッドギアに取り付けられたコイルで磁力に変換、被験者の脳へ磁場刺激を与えます。この刺激を受けた受信者は、自分の意志とは関係なしに指を動かしてキーボードをタイプ、ゲーム中の敵機を撃破することに成功しました。


「自分の意志とは関係なしに」って部分がよくわからない。例えば、本を読んでいて、知らない間に指が勝手に動いていた、というふうなんだろうか? でもそれじゃテレパシーって言わないよなぁ。脳内に言葉が聞こえて来るのはまだ難しいとしても、指を動かせというイメージが伝わってきたとかじゃないとテレパシーとは呼びがたい気がする。最低でも、受信側の人が指を動かしたい気分になるとか、そういうのはないんだろうか?

というわけで、なんか面白そうではあるものの、よくわからないと、そういう記事でした。脳波を取り出すところはあんまりおもしろくないですね。脳の外から磁場で脳に刺激を与えて何かをやらせる、こっちは面白い。好きな夢を見られる機械とか作れそう。遠距離から人をコントロールするなんてのもいずれできるようになるのでは?