きょうは打ち合わせの途中で黙祷の時間がきて、ちょうどぼくがしゃべってるさいちゅうだったのですが、中断して、起立して、目をつぶってああつぎどこから喋ろうかなとか考えてたら30秒くらいたってしまっていて、あわてて黙祷をあらたにはじめました。
はたして去年の311にはなんか追悼とかしたんだったっけ。
このまえの日曜日、上野の立ち飲み屋に行ったのですが、ちょうどTVが震災の特集を映していて、すべての人がみんな吸い込まれて食い入るように見てしまっていて、なんだか立ち飲み屋ではないようなクウキになってしまっておりました。そうして、気を聞かせたベテランっぽい店員の人がやってきてチャンネル変えて、大相撲中継になったんでした。
311がぼくに特別ななにかを遺したかというとそうでもない気がします。死んだ身内もいないしね。ただ、ぼくの周りを含むこの国については、ぜんぜんそうではない。なのでぼくもそういうところから影響を受けてなんとなく神妙にしているような気はします。周りは決定的に変わってしまっていると思う。