すべての夢のたび。

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ナノ秒速で1ギガハッシュ稼ぐマイニング術

世界最速・低電力とうたうBitcoinマイニングASIC(集積回路)を販売する「HashFast」は、2013年の夏以来、顧客から次々と訴訟を受けている四面楚歌状態の企業。2014年に入ってからも2件の連邦裁判所への告訴が相次ぎ、5件の分割調停を受けている状態ですが、一体なぜそのような事態に陥っているのかが報じられています。


この話ちょっと面白かったですね。「世界最速のBitcoinマイニングチップ」を売ると言ってお金を集めまくり、しかし開発に失敗して納期遅延して訴訟の嵐、さてどうしてそうなったのか、ということを取材している。彼らはいくつかの過ちを認めて、厳しい状況のなかで今もなんとか事業を継続し、開発したチップの販売を続けている……という記事です。

ほんとうにそうかぁ〜?と思うのですよ。いい話に見せてるような気がするなぁ。

だってこれ、「うまい儲け話があるよ」のソフトがハードになっただけじゃんね。つまり、ほんとうにそれがうまい話なんだったら、なんで自分でやらないで人に教えるの?って奴です。それがもし実際に世界最速のマイニングチップだったら、人になんか売らないで、自分たちでビットコイン掘りまくれば大儲けじゃないの、ってことですよ。お前らがやってるのは慈善事業なのかよっていう。

きっと彼らはうまくやってる(=集めたお金はとっくにもうどっかに移動してる)んだろうなぁと思います。たぶんうまい話も時代でこんなふうに進化していくんじゃないですかね。