「2006年から 2013年まで、小中学生の総数は 56万人の減少となりました」ということで、子供の数は毎年毎年数万人ずつ減り続けているらしいです。まぁそれは聞いたことありますよね。
しかしこれ↓は知らなかった。
2006年から 2013年までの8年間で、小中学生の数は 56万人減少したのに対して、「特別支援教育の対象の小中学生の数は 12万人増加した」ということです。全体の子ども人口と真逆の動きとなっています。
なお、ここでの特別支援教育は、後でグラフで示しますが、そのほとんどが知的な障がいを持つ子どもたちのことを意味します。
知的障害児の数は増え続けてる! これも毎年毎年増えてるのです、減ってる年はない。どうして? 何が起きているの? そしてさらに……
介護が必要な高齢者は「過去 12年間で約 300万人も増えている」のです。
さらにさらに……
ちなみに、WHO が 2012年に 191カ国で統計した「子供(15歳以下)高齢者(60歳以上)の人口の割合ランキング・国別順位」というデータがあります。
これは、
・国の人口に対しての子どもの比率
・国の人口に対しての高齢者の比率
・年齢の中央値(高いほど少子高齢化ということ)の3つの項目についてのランキングなのですが、これは日本は見事です。
1位と 191位(最下位)しかないからです。
日本は191カ国中、人口に対しての子供の比率191位、高齢者の比率1位、年齢の中央値1位。ちなみに「年齢の中央値」は45歳!
これ日本もうだめですね。対策がない。年寄りの数を減らすうまい方法があればいいのですが、ぶっちゃけないので、更に時間が経って年寄りが自然に減るに任せるしかないんでしょうね。しばらくすれば今の大人が年寄りになるわけですが、今の年寄りよりは数が少ないのでマシなんでは。
いったん人口急減すればやがて人口ピラミッドが元に戻ったりするのかな。ただしその間、国の形を保てるかどうかは謎です。