すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

経済学者とは何か


2013年のツイートです。浜矩子氏と言えばその著書で有名ですね。


2015年日本経済 景気大失速の年になる!

2015年日本経済 景気大失速の年になる!

2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る!

2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る!

2013年世界経済総崩れの年になる!

2013年世界経済総崩れの年になる!

2012年 資本主義経済 大清算の年になる

2012年 資本主義経済 大清算の年になる

2011年日本経済 ―ソブリン恐慌の年になる!

2011年日本経済 ―ソブリン恐慌の年になる!

2010年日本経済―「二番底」不況へ突入する!

2010年日本経済―「二番底」不況へ突入する!


面白すぎだろ。毎年毎年ボジョレー・ヌーボーよろしく「来年こそは不況」と言い続けている。経済は波があるのでいつか当たる日は来るでしょう。逆に言えば、このシリーズが出てる間は好景気だったってことですか。


www.zakzak.co.jp

 筆者は理系出身なので、理論が正しいかどうかは、理論による予測が現実をどの程度説明できたかに依存すると思っている。しかし、この考え方は必ずしも経済学の世界では一般的ではない。経済学者は、理論について議論するのが好きだが、理論に基づく予測を行わない。

 筆者は、理論を可能な限り計量化し、予測が間違った場合には、次の予測を修正できるようにしている。それでも過去30年間で“打率”は7割程度だ。筆者のように統計分析をする者にとって、彼らがほぼ完璧に外すのは、デタラメにやってもなかなか難しいという意味でとても興味深い。


そう。「予測を全部外す」のは難しいのです。なぜならそれは「予測が全部当たる」の逆だから。浜矩子氏も学者なので、何かの根拠に基づいて予測を立てているのだと思いますが、その理論がパーフェクトに間違っているので、全部外れるという離れ業をやってのけているわけです。まず自分で予測して、次にその反対の行動を取れば、きっと今頃はお金持ちになっていたのではないでしょうか。いや、もしかして、お金持ちであるということは経済学者としては恥ずかしいことなのかな……。


もうエコノミストに騙されないために   紫炎のMBA講義録

もうエコノミストに騙されないために 紫炎のMBA講義録


私に騙されない方法、なんて本も出しちゃう。おちゃめだなー。「この文はウソだ」みたいな感じですが。