ときどき話題になるのですが、世界の各地で謎の音、発信源の分からない低くて大きな音が鳴り響く現象が報告される、というものがあります。
これがその謎音のコンパイル動画です。
聖書の「ヨハネの黙示録」にある、終末を告げる天使が吹き鳴らすというトランペットの件より、「アポカリプティック・サウンド」と呼び習わされています。
で、謎ブログ「In Deep」の中の人が、謎音の報告のあった場所を集計してるうちに、ある奇妙なことに気づいた、というのがこの記事です。
In Deep: 人工の黙示録 :「奇妙な音(アポカリプティック・サウンド)」は確かに鳴っている・・・ただし「意図的である可能性」が急浮上中
結果を数字として書きますと、以下のようになります。
全 275 件の報告中 271件がキリスト教支配国からの報告
(キリスト教支配地域からの報告率は約 99パーセント)
なんとまぁ、黙示録のラッパは、キリスト教国家でしか聞こえないんだと。そうなのかー、そうだよなー、という結果です。これについては大きく2つの見解があると思います。
- アポカリプティック・サウンドは何らかの現象による自然音であり、キリスト教の伝統がある国でだけ、黙示録になぞらえて報告され、そうでない国では聞き流され無視されている。
- アポカリプティック・サウンドは何者かの手による人工音であり、キリスト教の伝統がある国でだけ、何らかの意図をもって流されている。
誰かが鳴らしてるって陰謀論ですか(笑)、ってご意見もございましょうが、そうではないというにはあまりにも、報告地域が偏りすぎているのが気になります。もちろん、たまたま、キリスト教国家でのみ、そういう自然現象が起きた、ということもありえなくはないと思いますが。どうなんでしょうね。