すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

死んだほうが儲かる


上の漫画のネタ見てはっとさせられました。保険て、働いてる人の身にナニゴトかが起きて今後の収入が減るあるいはなくなるって時に、その分を補償してくれる、つまり「今後の総収入額=保険金額」だと思ってたんですけど、いま平均年収が下がってるから「今後の総収入額<保険金額」になっちゃってるんですね。

でもこれすこしおかしいな、保険が「埋め合わせ」だとすれば、収入の減少に合わせて保険金額も下がり保険料も安くなるはずじゃ……って一瞬考えたんですけど、そうはならないんですね。生きていくために必要なお金は減ってないのに収入だけが減ってるから、保険金額は下がらないんだ。まぁそこを下げると保険会社の儲け(保険料収入)も減っちゃうから下げられないってのもあるでしょうけど(笑)。

でもそうするとここで、上の漫画の人(なんだろう、オシャレ系ラーメン屋?)みたいな哲学的問題を抱え込むことになるわけですね。俺が一生の間に稼ぎ出す金よりもいま死んだら出る保険金のほうが多い。俺の生きる意味は……みたいな。難問ですね。「お金のために生きてるわけじゃない」とでも言えば当面は問題を回避できる。そのまま死ぬまで回避し続けてれば問題も消えますね。あと、彼も言ってる定番の「俺が保険金を使えるわけじゃない」ってのもありますか。

まぁ妙なことが起きてるってのは間違いない気がします。あちこちで言われてることを今日は再確認しただけでした。生きていくのに必要なお金を稼ぎ出すことができないんですね。そりゃ結婚もできないし少子化にもなるだろう。