すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

頭に送受信機を埋め込まれる


神田駅の周辺にはコーヒーを飲めるお店がいっぱいあります。スタバ、ドトール、ベローチェ、サンマルクカフェ、ルノアールに珈琲館、個人経営の喫茶店もいくつか。

ぼくはベローチェに行くことが多いです。家から一番近いのと、あと一番コーヒーが安いから。しかし、安いだけあって客層はちょっと……な時もあります。学生の集団とか、おじさんおばさんの大集団とか、怪しい面接とか勧誘とか意識高い系とか。


で、今日遭遇したのが、上の写真みたいなやつ。ネットでときどき見る、集団ストーカー被害を訴える人。リアルで見るのは初めて。訴える人が1人(中年女性)で、3人が話を聞いてました。ぼくが後からぐうぜんこのグループの近くの席に座ったのですけど、まぁ訴える人の声が大きくてね、いろいろ聞こえてきた。いわく……

・頭に送受信機を埋め込まれる(「手術跡の写真」を見せていた)
・殺人者グループに身内はみんな殺されて自分1人になってしまった
・テレビが双方向性になっていて、こちらの反応を見て放送内容を変えている
・血管にGPS発信機を注射される(ナノテクノロジーなんとからしい)
・超高圧電波で頭蓋骨にダメージを与える
・マニキュアを塗ろうと思って爪を伸ばしているのに、寝ている間に切られてしまう
・下着がいつの間にかまったく同じデザインでサイズが小さいものやシミが付いたものに交換されている

……等々、恐ろしい集団ストーカーによる被害を切々と3人に訴えていました。3人(女2男1)は「マァ怖いわねェ」とか「そういうのは警察に行ったほうがいいんじゃないの」とか、話にヒキつつも表面上は合わせている様子。1人の女性が、夕飯の支度があるからそろそろ帰らなくちゃ、と言い出すんだけど、訴え者はちょっと黙ってから、聞いてないふうでまたストーカー被害を話し出す。てのを3-4回やってた。


それでどうするのかというと、この体験を本にして出版したいと。絶対ベストセラーになるし世の中に集団ストーカーのことを知らしめて一発大逆転ができると。もう原稿も書き溜めていると。でも原稿も寝ている間に集団ストーカーに書き換えられてたりすると。でもバックアップがあるから大丈夫と。そういう話でした。なので出版を目指すので署名が欲しいのでお願いみたいな感じでした。

ぼくも集団ストーカーの1人だと思われていたのかもしれません。席に座った時にやたらにジロジロ見られたんですよね。まぁこんなふうに聞き書きしてるのである意味それも正解ですが。もっと妄想強化するような仕草でもしてみればよかったか?


話を聞いていた3人は健康食品とか健康グッズとかそういう商売の人たちらしかった。因果は巡る糸車か。