すべての夢のたび。

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ガルパン4DX観てきた


ガールズ&パンツァー劇場版をシネマサンシャイン平和島で観てきました。


まずこの映画館がちょっと変なところにあるのですよな。平和島競艇場の隣のビッグファン平和島とかいう建物の中にあるのですが、どの駅からも微妙に遠い。多分一番近い大森海岸駅から歩いて行きました。道順そのものは悩むこともない。交通量の多い大きな道路に面してマンションが建ってるのが不思議な感じ。なんか商業施設とか建てないのん?っていう。そしてビッグファン平和島というビルも、ドン・キホーテに業務スーパー、巨大ゲーセンにパチンコ屋にカラオケにボーリング場、ファミレスにフードコートに焼肉屋と、そこはかとなく漂う足立区臭。これはなんだろう。家族で来て、パパともしかしたらママも競艇をやってる間に子供はゲーセンで時間を潰して、最後にみんなで焼肉食って帰るんだろうか。そういうライフスタイルだろうか。秋葉原だとドンキに来る客層だけが浮いてる感じですが、ここでは逆にシネマサンシャイン平和島に来る客だけが浮いてました。


それでガルパンなんですけど映画そのものの感想はそこらでいくらでも読めるのでいいですよね。初めて見た4DXについて。

4DXって4つの席がくっついてて、端っこのほうがよく揺れるらしいので、中央通路のすぐ隣の端の席を買いました。ご存知の通り戦車の映画なのでもう揺れる揺れる、スクリーンに映っているものにシンクロして揺れまくり。揺れそのものも遊園地のアトラクションくらいの激しさがあります。ゆらゆらじゃなくてドッカンドッカンですね。これは思ってたより凄かった。荷物をロッカーに預けておいてよかったです。

しかしその他の効果についてはどれも微妙……と申し上げざるを得ない感じ。スクリーン両サイドから上がるスモークはスクリーンに陰を落としてしまうし、お風呂のシーンでちらほら降ってくるシャボン玉も、だから……?って思う。雨のシーンでは水が降ってくるんですが、「水が降ってきたなぁ、そういやスクリーンが雨か」って感じ。要は、座席が動く以外の全てのエフェクトが、映画そのものから乖離してる印象。特にあーこりゃだめだと思ったのが空気が吹き出すやつ。吹き出す音そのものがプシュップシュッとうるさいのですよ。戦車が放った砲弾が近くをかすめる風切り音がするはずのシーンで、それより大きいプシューみたいな音が耳元で鳴り響いて、あーはいはいってなる。これらのわざとらしさが気にならなくなるくらいに4DX映画を何度も見ると、初めてリアルな効果として体験できるんじゃないかなぁと思いました。

劇場の係員の人が掛け声を出してるのが面白かったですね。4DX紹介動画始まる前と、本編始まる前と、本編終わった後になんか声が聞こえた。4DXの設備の操作と関係してるのではないかと思われます。映画終わって最後、スクリーンが暗くなってもしばらく座席が振動したままだったのですが(おそらく楽譜ならぬ4DX譜の最後に「振動止める」コマンドが入ってないのだと思う)、掛け声のあとに止まりました。

すごい座席の揺れと、オマケ的効果で、プラス1000円。これが妥当かどうかは人によると思います。ガルパンくらい揺れるなら見てもいいかもだけど、映画代と合わせて総額2800円ですからねぇ。ちょっと考えてしまうな。ガルパン見るならお薦めですが。


映画そのものは前回より楽しめました。カチューシャが可愛い。