すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

AIがすべてを覆う?


ぼくは割とAIに懐疑的なのです。将来的にコンピュータがなり変わってなくなる職、とかいうのあるじゃないですか。その先どうなるのかわかりませんが、うまくいったとして、することがなくなったヒマな人類は好きなことをして暮らせるようになる、と。ところがそこへ来ても、クリエイティブな作業までAIが奪ってしまいそうだっていう。

人類はどうするんですか。ただただ、AIが書いた小説を読み、AIの作った音楽を聞き、AI製の映画やら美術やらを鑑賞して種としての晩年を過ごすんでしょうか。

そうなったとして、さらにその先に、受け取るのがうまいAIが出てきたらどうするんだろう。つまり人よりも小説を読むのが音楽を聞くのが映画や美術を鑑賞するのが上手なAI、てのが出てきたらどうするのか。ついに人類のやることは全部なくなる?

って一瞬思ったんだけどこれはないですね。受け取るっていう経験そのものはAIに代替させることはできない。ぼくがすることに意味があるんです、ってことですよね。

そう考えると、創るのはAIにできて受け取るのはAIにはできない(意味がない)って非対称が気になりだします。なんでそうなるんだっけっていう。でもあまりよく考えてはいないんですけど、ここはきっと非対称じゃないんですね。つまり創る側も、自分が創りたいのだ、AIのほうがいいものを創れるとしても自分が創ることに意味があるのだ、って、たぶんそういうことなんだろうと思います。ぼくはクリエイターじゃないのでそのへんはっきりとはわからないけど、きっとそうなんだと思う。

でもまぁ、クリエイティブなものの一部はAIが奪ってくでしょうね。そして値段が下がる。安く時間を潰したい人たちにはそういうのもウケるのかも知れません。同じように、受け取る側もAIが一部を担うんじゃないでしょうか。つまり、人間のクリエイターがAIから感想をもらうんです。的確な反応を返すAIによってクリエイターの承認欲求のある程度は満たされるんじゃないかな。