すべての夢のたび。

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交差反転式回転翼動画

カマン K-MAX - Wikipedia


見てるとちょっと不安になるヘリコプターの動画です。

この珍しいメインローターは「交差反転式回転翼」というのだそうです。左右それぞれ2枚羽根のローターが、90度回転がずれてかつ斜めに取り付けられている。なのでぶつからない。なんか回転が左右でずれてバキャッとかいってぶつかって羽根が吹き飛びそうな気がしますが、エンジンは一個でギヤを使って左右のローターに回転を伝えているため、角度がずれたりすることはないようです。

しかしテールローターのある一般的なヘリコプターに比べて謎な部分があります。これ、どうやって曲がるんだ? 左右のローターの回転は常に一致させておく必要があるし、テールローターはないし、方向を変える方法がわかりません。動画の最後ではちゃんと浮かんでどこかへ飛び去っているのですが、どのようにして後ろ向きになったのかさっぱりわからない。


カマンのヘリはサーボフラップと言う特集な制御方法を使ってるようです。
これはヘリのローターに固定翼の動翼のような小翼が付いていてこれを動かす事でローターのピッチを変えるようです。
ローターのピッチは軸の回転ではなくローター自体のしなりをつかってロータ自体を捻ってるとか…


さっぱりわからない(笑)。左右のローターの間に僅かな浮力の差を生じさせることができ、それで傾いた方向に曲がる、と言っているような気がしますが、え、それだとそもそもどうやって前進するんだろう。ふつうのヘリコプターみたいに前につんのめってるように見えたけど、ローターの前半分と後ろ半分で同じように浮力に差を付けられるんだろうか?