すべての夢のたび。

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AIがFPS


アルファ碁を作ったところが、誰でも使えるAIプラットフォームを公開し、それを使って3DのゲームをプレイするAIを作ってみたと。正確にはFPSじゃないですね、シューティングではない。

結局のところAIがやってるのは全てパターン認識なんじゃないかと思うんですよね。いやべつに、AIに限らない。すべてのもの。プログラムだけじゃなくて、動物でも植物でもそう。こうなったらこうする。こういう状況の時はこんなふうに反応する。その組み合わせで行動が決定している。言ってしまえば、無生物だってそうなんじゃないでしょうか。物理法則に従ってモノが動くことは、パターン認識の極端な例として解釈することもできるのでは?

碁に比べたら3Dゲームは複雑なような気がしますけど、案外そうでもないのかもしれません。情報量は多いように見えて少ない。パターンとして捉えてしまえば、歩ける床、通れない壁、取ると得するオブジェクト、こちらの邪魔をするオブジェクト、そんなようなものです。そこで前へ進んだり後ろへ下がったり、向きを変えたりジャンプしたり、そういう行動の自由と、何かを取るという目的を与えられ、試行錯誤してうまくいくパターンを見つけ出していく。実はシンプルな気がします。

しかし、プレイするのがAIということは、これ迷路もAIもどちらも同じメモリ空間上にあるってことなんですかね。ほんとに、電脳世界内で生きていけるのかというところに近づいているのかもしれません。