すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

自転車泥棒の心


自転車そのものを盗まれたことはないですねー。スピードメーターを盗まれたことはあります。ハンドルに付けたメーターだけ盗まれて、タイヤの回転数を計測するためのセンサーはそのままだったので、ばーか、と思いましたけど。あとサドルもシートポストごと盗まれましたね。そして薄汚れたサドルが代わりに置いてあった。シートポストの径がぼくのより細かったので、挿さんねーよばーか、と思いました。


さて、このまとめの最初のツイートはちょっと注目です。自転車を盗む奴に話を聞くことができているからです。



そして、まとめでは、このあとに「信じられない!」という感じのツイートがいっぱい並びます。そうかなぁ?

自転車をちょっと借りる気分で盗むという心理は、想像がつきます。ぼくがそれをやらない理由は、法に反してるとか持ち主が悲しむだろうというのももちろんありますが、一番大きいのは「リスクに見合わない」ということです。ちょっと楽して帰りたいぐらいで、もし捕まったら人生狂うかもしれないじゃないですか。残念ながらぼくはいい人ではないので、誰かを傷つけることよりも自分がヤバいことになるほうが問題です。

ぼくが「信じられない!」のは、この自転車盗みマンが、それを人に話してしまう行為のほうです。「私は泥棒でーす」って告白ですよこれ。そんなことを自分から言うばかがどこにいるんだ……。このツイート主が「こいつ自転車泥棒ですよ」って警察に言ったらお前どうなるかわかってんのか?

そしてこのまとめで「信じられない!」という人のほうがぼくには信じられないというか、よくわからない部分があります。みなさんそんなに清廉潔白な人生を送っておいでか。そうであれば素晴らしいことですね。それとも、こういう場面では「信じられない!」って言っておく一手しかないってことですか? そうかもしれないなぁ。いつかぼくがなんかで捕まった時に「そういやあいつ昔自転車盗むやつの心理は解るってブログに書いてたぜ!」とか言われてしまうかもしれないですしね。

でも「信じられない!」って言ってる人のアイコンに他者に著作権がありそうなやつちらほらありますよね。そう、その、ちょっとくらいって軽く使ってしまうその心理が、自転車盗むやつのそれにちかいものなんじゃないですか?