すべての夢のたび。

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沖縄の感想

多分自分には縁のない土地で一生行くことはないだろうと思ってたんですがひょんなことから行くことになり。

  • 暑い。日差しがヤバい。雨が突然降ったり止んだりする。
  • 男女ともホリが深い。いい顔が多い。
  • 観光客はほとんど中国人。たまに白人。まれに黒人。
  • バスが前乗り前降りなので降りる人を待ってから乗る。それほど混んでなくて必ず座れる。バス停ですごく間隔を開けて並ぶ。誰もせかせかしてない。バスに乗ることを焦らない。
  • 生えてる植物が違う。
  • 建物が違う。昔サイパン行った時のに似てる。色が明るい(黒いと熱くなるせい?)。
  • そこらへんを米軍の人が歩いていたりはしない。基地も見なかった。空港では見かけた。ガタイよくて巨人族だった。宜野湾マリーナでは数分おきに戦闘機が上を通過してった。
  • コンビニにだいたいイートインスペースがあり疲れた観光客がなんか飲んでる。
  • ブルーシールアイスがそこら中にある。
  • 国際通りは食べ物屋が「沖縄料理の店」と「ステーキ屋」しかない。まれにタコスの店になる。
  • 誰でも知ってる沖縄語が観光客向けでもない店の名前にふつうに使われている。


しかし個人的に一番感じ入ったのは、暇すぎて入った那覇市歴史博物館の入口すぐ右にあった、沖縄の歴史のあらましみたいなパネルの文章でした。要約すると、琉球王朝があって、あちこちの国と交流したりいろいろなことが起きたけど、日本の一部とされることになり終わりを告げた、というようなことが書かれてました。その意識がどれだけ沖縄の人たちに共有されているのかはわからないけれど、少なくともパネルの文章を作った人はそう考えているのでした(しかもここには第二次大戦のことは何も書かれていません)。あー、これは沖縄出身の人にあんまり迂闊なことを言うとマズいのかも知れないな、というのが、現地に行ってやっと実感できました。今でこそ日本の一部ですが、アイデンティティが日本ではなくもちろん中国でもなく沖縄・琉球である、という人は、それなりにいたりするのではないかな。

かと言って現状では独立とかあり得ないと思いますけどね。沖縄って難しいんだな!ってのがわかっただけです。


追記:高速バスのなかで気分よくなってハイサイおじさんを歌いたくなって(歌いませんが)歌詞を検索したら、なんかこの曲はすごい暗い裏側があるって話を知ってしまいました。
知らなかった・・・ハイサイおじさんの歌詞にこめられた意味と平和への思い - NAVER まとめ