すべての夢のたび。

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死体にキスを

セーヌ川の身元不明少女 - Wikipedia

セーヌ川の身元不明少女(セーヌがわのみもとふめいしょうじょ、仏: l'Inconnue de la Seine)は、セーヌ川から溺死体で見つかった身元不明の少女。1900年以降の芸術家の家では、少女のデスマスクを壁に飾ることが流行になった。彼女の顔姿は数多くの文芸作品の題材になった。


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綺麗だし、ちょっと口元に笑みがある感じがしますよね。デスマスクを作って手元に残したい!と思う気持ちもわからなくはないですが、身元を調べるため、という理由もあったようです。まぁ死体は腐りますしね。

他にもWikipediaを見ると、このデスマスクに関するちょっとしたミステリーとか流行の記載がいろいろあって興味を引かれます。


それでそのデスマスクなんですけど、さらに時を重ねてこんなことになってるそうです。

この身元不明の少女の顔は、心肺蘇生法の訓練用マネキン「レサシアン」に使われた。このマネキンは1958年にピーター・セイファーおよびアズムント・レーダルによって作られ、1960年以降数多くの心肺蘇生法の講習会で使われた。 このため、この顔は「史上もっともキスされた顔」と言われる。


レサシアン with QCPR
セーヌ川の少女


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溺死者のデスマスクを心肺蘇生法の訓練に使おうっていい趣味ですね!って思います。もしこれから人工呼吸の講習とか受けることがあったら、ぜひ彼女が19世紀末のフランスの推定16歳の少女(の死体)だってことを思い出してください。より一層ドキドキできるんじゃないかと思います。