すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

冷静に考えると死って怖くない

終わりのない無

無の間は意識がないのでそれが3分だろうと8時間だろうと1000年だろうと関係ない。起きたら「あ、起きた」と思うだけではないですか。

そして終わりがなければ起きることもないのでさらに関係ない。死に至る前のぼくらが勝手にそれを怖がってるだけだと思う。

死が本当に怖い人は寝るのも怖いはずだ。寝てる間に死んで二度と起きないかもしれないんだからね。寝るのが怖くない人は死も怖くないはずだ。眠りに落ちて意識がなくなるのは実際死と同じ現象だ。全身麻酔をする麻酔科医のインタビューで、それがあまりに死に近いのでどうして脳波がもう一度復活してくるのか理由は知らない、ってのを昔読んだ。

一生何も考えられなくなるってやばい

意識があるのに一生何も考えられなくなったらそりゃ確かにやばい。けれどまぁ上の一文は明確に間違いで、「一生何も考えられなくなる」としたらそれは死んでない(笑)。その怖さは死とは関係ない。

ヤバイよな今後地球はともかく宇宙は何万年いや無限と続くのにワイらは数百年で終わってその後の未来を知るすべすらないんや

おっ。これはそうかもしれんなって気もする。でもキミはなんで未来のことばかり気にするんや。ワイらは何万年いや無限に続いてきた自分の生まれる前のことも知らんのやで。

死の状態に至るまでに苦しみがあるだけや

たぶんこれが大きな問題で。麻酔されてその間に死ぬ/殺されるなら特に問題ない。酒飲んで行き倒れて凍死とかがそれに近い気がする。

寝る感覚と一緒やろ
死んでもいずれ覚める

仮に宇宙が無限に続くなら、猿がタイプライター永遠に叩いてたらいつかはシェイクスピア原理によって、いずれ覚める(いつかは宇宙のどこかに今のぼくと同じものができあがる)かもしれないですね。

自分が死んだあとも世界は続いて行くんだと思うと寂しいし怖いンゴねえ

ぼくはそれを寂しいとも怖いとも思わないんだけどその理由はよくわかりません。無理に言語化すると、ぼくが死んでももし意識があったら(既に意味がわかりませんが)、ぼくが気にするのはぼくがその時いる世界のことで、ぼくが生きてる間にいた世界のことではないから、であるような気がします。いまここ(その時のそこ?)がだいじだろ。

「死は我々にとって何者でもない」
死んだときには死について考えてる俺らはいないから別に良くね?って言い切ったやつもおるし

ぼくらは想像の羽根で、飛べない場所のことまで考えてしまうわけですね。

でもワイらの生まれる前の時間が間違いなくあったわけで。すでに死は経験済みなのでは

うまい言い回しだ。ぼくらが既に生まれる前に死を経験済みであるとすれば、死んでも死を経験できるからつまり今現在においてぼくらはもう同時に死後を生きているということでは(適当すぎでは)。


まだ面白そうな話は少し続くのですが面倒になってきました(笑)。死は特に怖くないけど、痛いとか苦しいのは嫌、って感覚の人がそれなりにいるんじゃないかと思います。あと、日本は無宗教と言われてるので、「死ぬと地獄へ行くかも」って感覚も他国に比べるともしかしたら弱くて死が怖くないってのもあるんじゃないのかな。いや、みんな自分は天国いくーって思って死ぬのかもしれないけどよくわからない。