すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

権利はない

前も書いたと思うんですけど忘れないためにまた書く。

権利、ってフィクションなんです。全ての人に人権はあるとか言われますけど実際にはそんなものはない。

権利、ってのは合意した人たちの間だけで通じるお約束なんです。それはほんとは存在しない。物理的現実内には存在しないものです。

たとえば、人権がある、ってされていても、お隣の大きい国とかは、自国内の人間とか隣接する小国の人間とかをひどいやり方でひどい目に遭わせてたりするじゃないですか。あれ、ほんとに人権があったらできないですよね。でも、権利は合意した人たちの間でしか通じないフィクションなので、ああいうことは可能なわけです。片方が、合意してない。だからああなる。

たとえば権利のありなしって、どう表現できると思いますか。コンピュータで、1ビットで、権利の「あり/なし」を管理する。よくある話だと思います。このシステムでこの機能を使えるかどうかを管理する、みたいな。でもその1ビットを変えたことで物理的現実がなんか変わるのかっていうと、なにも変わらないですよね。だからつまりそれはフィクションなんですよ。

ってことを知っておくのは大事なんじゃないかなって思ってます。仲がいいうちは権利は通じる。でもそんな権利なんてなくったってやろうと思えばやれる。表現の自由なんかなくったって表現は可能だし、人を殺す権利なんか誰にもないけど実際人は殺せる。