すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

宇宙の終わりにはいったい何があるのかにゃーん


うははは。お前は朝日新聞かよ、っていうくらいのタイトル詐欺でした。ギガジンさんさぁ、って思ったけどもとの動画がタイトル詐欺だったので必ずしもギガジンさんが悪いわけではない。

この動画、ほとんどが「宇宙はどうやって始まったのか」に費やされていて、宇宙の終わりについての部分はほんのわずかなんです。それでいて結論は「よくわかんないですね」なんです。お前さぁ……。タイトル詐欺。

宇宙が永遠に拡大しているとして、その終わりはどのようなものかというと、人間はその答えを今すぐに知ることができません。

これは、宇宙はただ拡大しているのではなくて、拡大速度を加速させているため。宇宙は既に光速以上の速さで拡大しており、その動きを止めない限り、人間が宇宙の拡大速度に追いつくことはできません。

テクノロジーが進歩すれば、いつかは「宇宙の終わりに何があるのか」がわかるかもしれませんが、それまでは想像するしかないようです。


うははは。少し昔には「ビッグクランチ」、ビッグバンの反対のことが起こるのでは、って説があったんですよね。宇宙の膨張はいつか止まり、反転し、宇宙は収縮を始める。そしていつかすべての星がただ一点に集まる。そしてまたビッグバン!みたいな。宇宙ってそれを繰り返すプロセス、みたいな。

ところが最近の観測結果では、宇宙は拡大しつつありなおかつそれに加速度がついてる、ってことらしいんですよね。どんどん速くなってて止まる気配がない。えー、それ、なかみ、薄まっちゃいますよね?と思うんですけど、確かに薄まればなおさら(重力のような)引き戻す力は働かないのかもしれない。

「光速以上の速さで拡大しており」の部分はぼくにはよくわかりません。アインシュタインによれば「もの」って光速を越えられないはずじゃなかったのか。でもここで光速を超えてるのはものではなく世界そのものなので問題ないのかもしれません。宇宙の直径はどのくらい、というのは、光速で走る光のおかげでギリギリぼくらに情報が届く範囲内のできごとを語ってるだけであって、果てはなくて、その先もまだ数百億光年まで宇宙だー、って話も聞いたことがあります。その「数百億光年」ってのにリアルを感じました。それぼくらの想像力の限界を示してますよね。

一生かかってもぼくらにはなんにも宇宙のことがわからない、というわけです。なんかすごくほっとします。