すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

君の神を知らない


同性婚やるんでウェディングケーキ作って、って言ったら宗教的信条に基づき断られた、ので裁判を起こしました、という話。結果はケーキ屋さんの勝ち。

ぼくの感想は、まぁ妥当というか、当然、ですかね。ぼくはキリスト教よく知らないですけど、「同性愛はダメよ」って聖書にもし書いてあるんなら、他人がそれを破らせていい話はないですよね。他のケーキ屋行け、で済む話だと思います。

しかしまぁこれを裁判でやるってのもおかしな話なんですよね。これでもしケーキ屋が負ける判決が出たら、神の力は裁判官以下ってことですからね(笑)。本来裁判でやる案件じゃない。そしてケーキ屋店主は、仮に裁判で負けようがやっぱり同性婚のウェディングケーキは作らないんじゃないかと思いますが。信仰ってそういうものでしょう。

宗教は人為的ルールとしては法律より上、というのがぼくの考えです。宗教も法律も本来どちらも「人がよりよく生きるための術」みたいなもんだと思うので、通常概ね重なりあうのですが、やっぱり宗教とか昔に作られたもんなんで、法律を逸脱する部分があったりする。でもまぁ、神のルールと人のルールならどっちが優先かったらそりゃそうですよね。

今回は同性婚の人たちは人のルールしか使えなかったので負けたわけですけど、これ両方とも宗教絡みだったら裁判なんかで決着つけられないですよね。だから戦争になるのか。

ところで「ケーキは作れないけどおめでとう!」って言うことはできるんだろうか。おめでたいと思う時点で既にキリスト教的にはアウトなのかな?