すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

生きているとかいないとか


虫って言っても線虫ですけどね。アニサキスとかカイチュウ・ギョウチュウとかその手のやつです。

こういうの見ると考えてしまいますね。生命とはー?みたいなやつ。ネタを提供してくれてよい。

これ、4万年凍ってたけど生きてたわ、ってのがニュースになるってことは、もちろんそれが普通ではない出来事だからですよね。4万年凍ってたやつ解凍したっけやっぱピクリともしませんわ、わはははは、ってのが普通なわけで。

シュレディンガーの猫じゃないですけど、これ、解凍するまで生きてるか死んでるかわからないわけじゃないですか。解凍して動いたら、この線虫は凍ってる4万年の間もずっと生きていた、ということになるんでしょうか。解凍して動かなかったら、この線虫は4万年の間のどこかで死んだんでしょうか。あるいは凍ってすぐに死んだのか。

個人的には、この線虫は凍ってる4万年の間は生きていなかったのではないか、と感じます。解凍されて再び命を得た、みたいな。それは最初の命とは別のものなんじゃないだろうか。「生きている」というのは状態のことで、いったんそれが途切れ、再び動き出したんだからべつもの、と考えるのがよいような気がします。まぁ趣味の問題かもしれません。動いてるエンジンが、止まり、再び動き出したらそれは最初の動きとは別なのか?と言われても何を言ってるのかよくわからないですし。

「死んでいる」という状態はないですよね。「死ぬ」という出来事はあるけど死んでいる状態はない。キリストはここ2千年くらい死んでいる状態で、これから未来永劫死んでいる状態、ということはない。いや復活したんでしたっけ。うかつなことは言えないな。あと死んでいる状態があるとすると生まれる前も死んでいたのかみたいなことになりややこしい気がします。


ところでこれシベリアの氷が解けたらもうそこにいる山盛りの線虫が復活してしまう、という可能性があるわけですよね。線虫に限らない。いろんなヤバい生き物がブワッとあふれてきて地球環境に影響を及ぼすのでは?と思ったんですけど、まぁシベリアの氷が解け出す時点でもう環境だめか。