お嬢様にハンバーガー食べさせたら感動、ていう展開を見ると、牛丼を食べたことないという目上の人に「エッ 奢りますよ!」と意気揚々と連れて行って、ふた口ほど食べた後に「気持ちはありがとう、先に外で待ってるから」と残して出ていかれたことを思い出して暗い顔になっちゃうんだよな。
— 高野 (@chapter_22) October 3, 2018
ぼくは牛丼は好きです。とはいえ、ダイエットを始めてからはほとんど食べていませんが。どこのチェーン店のものでもだいたい美味しいと思います。しかし、舌の肥えた人にはあれはだめなんでしょう。逆に、ぼくは一定以上の値段の食べ物はどれも美味しい以外の感想は抱けなくて、おそらく「こんな高いものでなくてもいいや」的な考えを持ってしまうのではないかと思います。
世の中の食べ物のたいていを美味しく食べられる人と、本当に美味しいものの味が分かる人。どっちが幸福か?っていうのはないと思います。好きな方を選ぶこともできない。自分のいる方じゃない側については想像することしかできないんじゃないでしょうか。
母に連れられて赤ん坊のころにユダヤ人の収容所に入った人がいて、食べるものがなくて、毎日タマネギを絞ったものを飲ませられていて、大人になってもそれが好物だった、という人の話を読んだことがあります。あと、イギリスは食べ物が不味いということで有名ですけど、じゃあイギリスの人が味オンチかというとそうでもなくて、東京に来てフィッシュ&チップスを食べたら、これは偽物だ!フィッシュ&チップスはこんなに旨い食べ物じゃない!と叫んだみたいなエピソードも。
ぼくの舌はファーストフード、ファミレス、コンビニで充分です。あ、でも最近スーパーマーケットの食べ物はちょっとダメかなって思うようになりました。特にまいばすけっととか……。なんでしょうね。セブンイレブンのものはだいたい美味しい気がする。