すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

もしドーキンスが2ちゃんねらーだったら

「遺伝子考えた奴は神」って言ったと思う。


はてな匿名ダイアリー : 科学が『ニセ科学』を糾弾できない本当の理由


進化論をニセ科学呼ばわりして素敵な釣果。ぼくも以前から進化論にはなんだか納得いかない部分があって(またですか)、そこのところを書いてみたいなーとは思っているのですが、未だにもやもやしてまとまらない。このあたりは適当書くといろんな人がワッとやってきてコメント欄がひどいことになるので、おいそれとは書けません。もちろんID論を支持するわけではなく、かと言って代替の説を挙げられるわけでもないのですが。もやもやの中心は「自然淘汰」という概念です。が、どうもやもや〜んなのかはここでは置いておきます。


さて、それとは別に気になっていることがあるのです。「遺伝子」というシステム自体は「進化」しないのでしょうか?

生物は何億年もの長きに渡って進化を続け、この地球上にあまねく広く存在するようになっていますが、その間、進化の一翼を担う遺伝と言う仕組みはずーっと変わってないですよね?(や、ちょっとは変化しているのかも知れないけど、基本的には)。「遺伝子のやってること」自体には、自然淘汰みたいなことはないのかなー、というのが気になるのです。つまり、より環境に適した遺伝の方法が現れて、そっちに取って代わる、みたいなことは起きないのかと。変異が発生しやすいとかエラーに強いとか(相反する??)、そうやって「より上手に進化できる」遺伝子みたいなものは、出てこなかったのだろうか?

しかし、眼のように複雑な器官すらも「変異の蓄積」の結果形成されるのだ、とされるように、遺伝子というこの上なく複雑かつ感嘆するほどよくできたシステムも、完成状態で一気に世に現れたわけではないんじゃないかなーと思うのです(ふつうそう思いますよね??)。太古の海のアミノ酸スープのなかから、なんか生物っぽいものが出てきて、そこには原始的な遺伝の仕組みがあった。で、(地質学的時間スケールでは)比較的早い時期にシステムは完成され固定化されてしまい、それからも生物はガンガン進化して地球環境もどんどん変化してるのに、なぜかずーっと変わってない。

というような認識なんですが、どこか変でしょうか。実は(ここ数億年とかここ数万年とかで)遺伝の仕組みはけっこう変わってる? そのへんご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。「変わったら困るでしょ」とかいうのはナシの方向で。『利己的な遺伝子』とか読むと書いてあるんでしょうか?