すべての夢のたび。

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でも黙っていられなかったんですよー

ITmedia News : 日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)

切込隊長氏に容赦なくツッコまれる梅田望夫さんインタビュー。

――日本のネット空間の「悪いところ」って例えばどういうところでしょう。
 (15秒間沈黙)


インタビュアー(岡田有花さん)の意地悪さにふいた。まぁ個人的には「残念」とか言われてもなんだかなぁって気がします。

 英語圏ネット空間は地に着いてそういうところがありますからね。英語圏の空間というのは、学術論文が全部あるというところも含めて、知に関する最高峰の人たちが知をオープン化しているという現実もあるし。途上国援助みたいな文脈で教育コンテンツの充実みたいなのも圧倒的だし。頑張ってプロになって生計を立てるための、学習の高速道路みたいなのもあれば、登竜門を用意する会社もあったり。そういうことが次々起きているわけです。

 SNSの使われ方も全然違うし。もっと人生にとって必要なインフラみたいなものになってるわけ。


んなこと言われてもね。ぼくら身体を情報化して電脳空間に住んでるわけじゃないんだし、インフラとしてのネットなんて、物理的現実の上に成り立ってるものでしょう。それが、異なる社会・文化の上で異なる姿を見せてるのって、それって、あたりまえ、じゃないですか? だいたいネットなんて道具でしょう。学術論文が日本語で読めないのは然るべきところが公開してないからであって、日本語で読ませるためにGoogleのような技術が必要なせいじゃない。

梅田さんのいうようなネットを実現したいのなら、社会基盤も英語圏のようにする必要がある。っていうか、それ、もうあるんだから、そういうのがいい人は英語覚えて英語圏のネット(&社会)に参入すればいいだけなんじゃないの?って思うんです。どうせ世の中の大事な話は英語で話されるんだから。なんで日本語圏のネットをわざわざ作り変える必要があるのかわからない。

「日本のWebは残念」って、つまり「私の予言は外れました」ってことですよね。ちゃんと今のうち手を打たないと、「サバティカル(長期研究休暇)」から戻ってきたとき話を聞きに来る人が減ってしまうのではないでしょうか。つーかひろゆき氏の語りを聞いた方がだいたいあってる気がしますね、こと日本のネットについては。

 僕自身がはてなの取締役でいる限り、「(ネットユーザーに対して)お前たち、こうしろよ」とか「こういうこと言ってるやつはよくない」と言うことは許されないんだなと思ったんです。


しかし、また、結局、「残念」とかいう。そして前回同様叩かれた。