すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

ぼくの見ている陵辱ゲーム規制論のすがた

消毒しましょ! : 「レイプの好きなボクちんを理解してえ〜」 「キメえから規制しろ!!」 以上w


エントリタイトルにふいたので、ここを起点に書いてみる。AntiSepticさんのエントリの内容自体は、他の人の論への応答なのでここでは触れません。

さて。1行で言い切られてしまったコレ。見事な要約ですな、と思ったんですけど、ぼくが捉えている姿とは、ややズレがある。そこのところを少し書いてみます。

「レイプの好きなボクちんを理解してえ〜」

ぼく個人として言えば、理解してほしいなどとは全く思っていません。ヘンタイとか、気持ち悪いとか、そういうふうに思われるのは全然かまわないので、どうかほうっておいて欲しい。そういう感じでしょうか。

たとえばアメリカとか、多宗教の国がありますよね。そういう場所で宗教の異なる人たちが出会うとき、極端に言えば、「俺は死んだら天国に行くけどお前は地獄行き」ってお互い考えてる同士なわけです。信じる神が違うというのはそういうこと。それでも、現世では、仲良くやっていくことはできる。まぁ実際仲良くはないのかも知れないけど、共生するのに大きな問題がない程度にはなっている。それは、お互い、相手の深いところまでは踏み込まないようにしているからです。踏み込んでももめるだけだから。絶対に解り合えない関係というのはあるのです。

そのことを知って欲しいと思う。そのこと、不干渉という在り方を知って、ほっといてよと、そう思います。理解する必要はないのです。

「キメえから規制しろ!!」

こちらもぼくの考えでは少し異なる。「陵辱ゲームとかやってる奴キメえ」という感じは、規制派の人たちは、持っているでしょう。けれど、そう感じる自分に気付いているかどうかは、人によるのではないかと思う。または気付いていても気付かぬ振りをしているか。なぜなら、「キメえから消えろ」は、サベツだからです。規制派の人たちのそれなりに多くは、たぶん、ふだん、○○○サベツ反対!とか叫んでる人だと思う。そういう自分自身が「キメえ」を理由に相手の存在を全否定するわけにはいかない。ので、ちょっと考えれば無茶な理屈をほかから調達してこなくてはならなくなるわけです。現実の犯罪に結びつく恐れがあるから規制が必要、とかなんとか。

こういったプロセスが無意識のうちに走ってるんじゃないかなぁと想像します。ぼくとしては、規制派の人たちのなかに、「サベツをしている自分に気付く」という経験が、もう一度起こればいいのになぁ、と思います。(気付いててやってる人には対応できませんが、気付いてない人のほうが多いんじゃないかな、というのがぼくの想像です。ぼくは「自分以外性善」説なのでw)