すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

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最初は「ひかがみのAA考えたwwwwwww」ってタイトルにしようかと思ったんですが。岡田コウ「恋するぱんつ (セラフィンコミックス)」表紙より。違うほうに目がいってしまいますがそっちじゃありません。


"ひかがみ"という言葉を教えてもらうまでは普通に「ひざの裏側」って呼んでました。大辞林によるとひかがみとは

【膕・引屈】
〔「ひきかがみ」の転〕
膝の後ろのくぼんでいる所。うつあし。よぼろ。ひっかがみ。

とのことです。"転"とか言われても知らないって。うつあしもよぼろも知らない。どうしてこの言葉が現代では廃れてしまっているのか、青空文庫にある7000件の日本文学作品について年代別のその出現頻度を調べたら何か判るかもしれないと思ったんですがメンドウですよね。なのでこのエントリを読んだ人は覚えてください。ひかがみ。


ひかがみのどこが魅力なのか? AAで言うとHの縦線の部分が特によい気がします。横線は言っちゃなんだけどシワですし……いや横も大切だけど!特に縦!ということで。うちがわとそとがわのふとももの筋肉から伸びてる腱にそって形作られる、そのくぼみ。他にくぼみと言えば、エクボとか、ヘソとか、鎖骨とか、おしりとか手首の周りとかそうそうたるパーツが揃っているわけで、くぼみはエロい!エロス!と言ってしまっていいのではないかと思います。

ひかがみの利点はいろいろあります。まず第一に、それが人体の後側に位置する部位であるということが挙げられると思います。つまり通常ひかがみが見えるときには顔は見えないということです(上の絵は例外ですが)。視線を気取られなくてすむ、顔の好みを気にしなくてすむ、というほかに、歩行中のひかがみに対し速度を調節することで比較的長時間にわたった観察が可能、ということもあります(顔や胸だと一瞬ですからね/追い抜き様に振り返ったりはしません)。

他には、通常ひかがみは、見える、ということも挙げられます。まぁ顔は見えますけど、胸とかおしりとかその他いろいろ、普通隠されてますし(上の絵では盛大に見えてますが…)。ひかがみは、露出している。まぁ生足が一番なのは自明ですけど、ベージュのストッキングまでは許容範囲ですね。それ以上の濃いカラーとか、ニーソックスとかになってしまうと、もう微妙な形状がわからなくなってしまうのでよろしくありません。いや縞ニーソとか網タイツの魅力ももちろんあると思うんだけど、それは脚のかたち全体を理解するためのアイテムであって、残念ながらそれらはひかがみのためのものではないわけです。

というか、現実には、縞ニーソや網タイツ、いませんしね……。そりゃ基本2次元のものです。だからひかがみと絶対領域が排他的にしか鑑賞できない件についても大きな問題ではありません。ひかがみに関しては現在のところ3次元の圧勝です。このエントリに載せる絵(良いひかがみ)を探すのもちょっと苦労しましたし(ごとP氏の絵にいくつかあったけど)。たとえば漫画で足の後側がコマ内に描かれるとしても、それは一般的には全身のショットで、ひかがみの線なんて描き込む大きさはありません。というかそういうシーン自体多くありません。一枚絵であっても同様、どうしてもポーズが限定されてしまうため目にする機会がすくないです。ひかがみにおいては足は伸びていないといけないので、顔を入れようと思ったら振り向かせるくらいしかないわけです(上の絵は(ryですが)。

なので、もしこのエントリをご覧の絵描きさまがいらっしゃったら、もうちょっとだけひかがみのことも気に掛けてあげてください……とお願いしたいです。絵で見られる機会自体すくないですが、あっても大抵の場合それはちゃちゃっとした線で簡単に描かれてしまっており、その良さを伝え切れていないことのほうが多いように感じます。というわけでよろしくお願いいたします。

そして夏。ひかがみの好機です。階段とかもこう、視線をぐっと下げてですね、|H| |H|を見る。電車もこう、向かいの席に座った女子高生の……ではなくて、吊革につかまってるお姉さんの|H| |H|を見る。暑い信号待ちでも、透けてる背中を探すんじゃなくて|H| |H|を見る。と、こういうことを心掛けていければおおよそよろしいのではないかと存じます。では、よいひかがみを!



……あ。あと思ったんですけど、その形状的に、腋、を連想させるってのがちょっとあるかもしれないなー。むきだしの、腋(に似たところ)。腋っつーとなめたいとかかぎたいとか一部にはあるようですけれど、ひかがみはどうかなぁ。まぁひかがみをなめたりかいだり出来るような状況だとほかのところもそうできそうだからそうしてそうですけどね。