注文しておいた「Raspberry Pi(ラズベリー・パイ)」は、夕方にメール便で到着した。そしてその日の深夜までには、夫と私はそれをプリント・サーバーとして動かすことに成功していた。実は私達はどちらも、コンピューター・サイエンスの経験などは全く持ち合わせていない。
Raspberry Piは非常にシンプルなカード・サイズのコンピューターで、誰でも簡単にプログラムすることができる。元々は英国の学生が科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学などを学ぶ入門用として設計されたものだが、35ドルという手頃な価格も手伝って、ホビー用途としても世界中の人々にとても人気がある。
よい紹介記事だ。楽しそうですねー。ていうか35ドルなら悩まずに買っちゃえばいいんだよな。どんなガジェットより安いじゃないですか。ていうか1回の飲み代+αくらいじゃないですか。
買って、セットアップして、いろいろプログラミングして……とか妄想してると、でも思い出してしまう。うちにはAndroidのタブレットあるじゃん。それでいいんじゃないの。それどころかWindows8.1のタブレットあるじゃん。それでいいんじゃないの。いやそんなのより、iPhoneっていうちいさなコンピュータがあるじゃんか。あれで、アプリ作って動かせばいいんじゃないの、みたいな。うん、なんかぜんぜん、あえて買う必要はないんだよね。
それでもなお、この剥き出しの基板には興味をそそられるなにかがあるんですよね。非力なところもむしろかわいい。でも買ったら、なんかチュートリアル動かして満足しちゃうんだろうなぁってのが目に見えてるんだよなぁ。
ところで、そういえば、似たようなArduinoってのもありましたよねぇ。ってかこっちが先? なにがちがうんでしたっけ……と検索してみたら記事があった。どちらかっつーとArduinoがハード寄りでRaspberry Piがソフト寄り、ってことらしい。