動物たちと過剰なまでのスキンシップをしているイメージの強い“ムツゴロウさん” こと畑正憲さん(79才)は今、東京で、動物とは無縁のひとりぼっちの生活を送っていた。 現在の彼の住まいは、高級ブランドショップや流行りのレストランが建ち並ぶ、都内でも有数のおしゃれな街のヴィンテージマンションだ。
「あぁ、ムツゴロウさんね。ここに越してきて4〜5年になるんじゃないですか? 会えばにっこり笑って挨拶してくれるんですよ。そういえば、いっつもおひとりですねぇ…」(近所の住民)
面白かったので引用が多くなってしまいます。元記事読みに行っていただけると。どのへんだろー。表参道あたり?
と、そんな話を聞いてるそばから、ムツゴロウさんがマンションから出てきた。えっ?スーツ? 青のスーツに合わせていたのは、オレンジ色のポロシャツという目をひく組み合わせだった。北海道の大自然の中で、動物と戯れている作業着のイメージとは正反対。
「近所で買い物をしているのをよく見かけますが、いつもジャケットを着ています。部屋着みたいなジャージー姿とかは、まず見たことないですよ」(別の近所の住民)
まぁそんなとこに住んでたらジャージはないですわね。
──ペット禁止みたいですけど、もう一度動物たちと暮らしたいとは思わないんですか?
「…(無言)」
作業着はコスプレだったのか? いつからぼくたちはムツゴロウさんが動物好きだと錯覚していたんだっけ。
なんてね。たぶん違う。ムツゴロウさんは「全てを」「過剰に」愛しているだけなんじゃないか。動物たちのこともきっとまだ好きだと思います。