すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

さらば日本よ

ITmedia News : はてな、アメリカへ

 はてなの近藤淳也社長が日本を去る。妻ともう1人の社員1と、犬1匹を連れて。社員19人を、東京に残して。
 なぜ今、アメリカに?――そうたずねると「いや、それがね」と照れ、濃くて強い目の光が、少し柔らかくなる。
 「映画館で『スターウォーズ エピソード3』を見ていてふと、『東京でぬくぬく暮らしていてはいけない』と思ったんですよ」


はてなアメリカ進出。まぁ今日のトップニュースはこれですよね。どこにリンクして紹介したらいいだろうかと思ったけど、やはりこのITmediaの岡田有花さんのインタビュー記事がとてもよい、ということで。

カッコいいなぁ、近藤さん。

そんなわけで、唯一うちの日記で近藤社長にブックマークしていただいてる記事を紹介させていただきます。なんか文体が若くて恥ずかしいぞ?

「で、みちアキはどうするの?」 : 全開で行こう。

ハルヒをエヴァで例えるように、はてなをヤマトで例えようかと思ったんですが、しなもんはどうしようとかデスラー総統は誰だとか面倒くさくなったのでやめました。

創造したのは誰か

404 Blog Not Found : 数学的にはデジタル情報に著作権はありえない!?


円周率は自由意思を持つのか?」が微妙にへんな波紋を拡げている様子。でも「触媒となるエントリを書く」のがこのブログの目的のひとつなので、嬉しいでありますよ。正しいとか間違ってるとかは勝手にやってくれよと思う。

で、著作権。ぼくは著作権というのはネタか悪い冗談だと思っています。まぁそれはいいや。キリスト教によれば、クリエイトを行うものは神のみである。被造物であるところの人間には創造行為はできない。事実、有限の素材(たとえば当たり前だけれど何かの物質を構成している原子の数は有限だ)を有限の時間内で組み合わせて作り出せるものは当然有限である。あらかじめ存在していた有限な可能性のうちのひとつ、を人は取り出して見せているだけに過ぎない。

ということで、「著作権」って名称は止めて、「先取権」にすればいいだけじゃないかな? パターンを見つけること、誰よりも先に見い出したこと自体に価値があるとするように解釈を変えてはどうか。

好きな話。ある仏師が「私は木を彫って仏像を作るのではない。もともと木の中にいらっしゃった仏さまを木くずを払ってお迎えするのだ」と言ったそうです。それにだいたい、クリエイターと言われている人たちだって、ノッてる時には「自分が書いたんじゃないみたいだった」「何かが降りてきたようだった」って言うじゃないですか?