すべての夢のたび。

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新惑星の占星術における影響など

asahi.com : 教科書は?占星術は? 惑星の新定義に反響続々


バイトで占い師をやったことがあるみちアキが適当に語ると、たぶんほとんど関係ないと思う。占星術的には、小さい惑星・遠い惑星は、たいした影響力を持たない、ということになっているのです。特に雑誌に載ってる12星座の占いなんかにゃまったく無縁の話だろうし、個人でお金払ってホロスコープ書いてもらっても、こんな小さな惑星まで加えた繊細な読みができる人なんてほとんどいないでしょう。だいたい読み方が研究されていくのもこれからだろうし。

カロンが冥王星と二重惑星ということになったら、まぁ、ひと組として扱うことになるのかな? もしかしたら、今より冥王星の影響をもう少し考慮して読むということになるのかも。まさか冥王星との公転周期まで考慮した読みはやらないでしょう。

2003UB313は遠すぎ。土星よりも遠いような星は、個人の資質というより世代の特徴として読むことになります。占星術ってのは生まれたときの天空の惑星の配置から運命を読んだりするわけですが、遠い惑星だと、生まれが5年違おうが10年違おうがあんまり移動せずおんなじ星座を背景にしてたりするので、すこし使いにくいわけです。つーか太陽を一回りするのに何百年もかかる惑星のデータなんて集められないって。占星術研究家はもしかしたら、過去の有名人のホロスコープをいくつもいくつも丹念に読み直して、この人物のこの時の今まで理解しがたかったなにかは、もしかして未発見だった今回の新惑星の影響だったのかもしれない、とかやるのかもしれません。

セレスは小惑星として今までも占星術で使ってました。ただしそれでも、かなりマニアな読みをする場合だけだと思います。だいたい土星まであれば8割は読めるんじゃないのかなぁ。何の根拠もないっていうかなにその数字、って感じですが、感覚的に。とりあえず、天王星以遠の惑星や小惑星をやたら持ち出して語りたがる占星術師がいたらすこし用心したほうがいい、っていうかふつうの人には関係ないですね。占いなんかに用心もなにもないだろ、と。

とはいえ、商売の面ではこういった新しい要素はおいしいでしょうね。13星座とかはやりましたもんね。もう絶対新惑星を取り込んだ占いの企画出てると思いますよ。それで、早く2003UB313にちゃんしたと名前付けろ!と思ってるに違いないです。