すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

おしゃれに楽天を検索する

ネットで買い物をするときは大抵アマゾンを利用します。楽天は、そこでしか買えない場合にしか使わない。なんていうか、あのごちゃっとした、デザインされてない感じに馴染めないのです。あと毎回毎回「お買い得な商品がいっぱい!のメルマガ送付希望」のチェックを外すのもめんどうですしね。

というわけで、このアプリ。"COLLECTABLES"、無料です。



アイコン。



起動画面。おしゃれくさい。



起動直後の画面。総合TOP10が表示されています。性別/年代別のランキングや、ジャンル別ランキング、キーワード検索、商品のブックマークと、ひととおりの機能が用意されています。



トップの商品を選択したところ。なんやらうさんくさげな商品でもこんなにスマートな雰囲気に!


いかがでしょうか? 楽天全体を覆うどうにも拭い切れぬホームページ臭も、このアプリを使えばすっきりさっぱりアイフォナイズされます。動作も軽快で素晴らしい。バージョンアップのプランもあるようですので期待しています。いや、いまでも充分に使えますが。

ただしこのアプリは商品の購入の機能までは持っていません。safariが起動して、いつもと同じようにメルマガのチェックを外す必要があるので、そこは気をつけないといけない。ちなみにアフィリエイト入ったリンクじゃなかったです。無料アプリなんだし、入れてもいいんじゃないかと思いますけどね。

自由意志論を天動説として捉える

先に書いた「まだ自由意志は存在すると思いますか?」というエントリへのid:REVさんのブコメ。

REV 境界例や特異例を指摘することで中心概念の存在を否定する話じゃないかと推定。


んやー。実はそうでもないのですよ。脳や意識の研究に携わる、つまりこの辺の話で一番先を行っている人たちの間では、「意識というのは今まで考えられていたよりもずっと受動的なものだ」というのは、共通の認識になりつつあるようです。「「意識」を語る」によると、サミュエル・ジョンソンという人の言葉が、この状況をうまく表現しているようです。曰く、「すべての理論が意志の自由性を否定している。すべての体験がこれを支持しているのに」


以前、「単純な脳、複雑な「私」」という本を紹介しました。

すごい本を読んだ - 「で、みちアキはどうするの?」

実はこちらの本も、その大半が「僕らは自分で思っているほどの自由を持っていない」ということを語るために費やされています。ので、自由意志がないとはどういうことなのか?をまとめた部分を、少し長くなりますが引用してみます。281Pより。この部分は、ベンジャミン・リベットの有名な実験、「脳は、体を動かそうと意図するより先に、体を動かす準備を始めている」というあれを踏まえた話になっています。

3-52 僕らにある「自由」は、自由意志ではなく自由否定だ

 今すごくいいことを言ってくれた。僕はあえて大事なことを言わずにここまで来た。行動したいという「欲求」よりも0.5秒くらい前には、行動の「準備」は始まっているね。でも、その一方で、実際に「準備」から「行動」までは、その0.5秒よりももっと時間がかかる。1.0秒とか1.5秒とか。
 ということは、どういうことか。「行動したくなる」よりも、「行動する」ことの方が必ず遅いってことだ。時間的には、まず欲求が生まれてから、行動をする。この時間差は長ければ1秒近くになる。
 この期間が重要で、おそらく「執行猶予」の時間に相当するのではないかと言われている。うーん、執行猶予ってちょっと語感が悪いな(笑)。いま、まさに君が言ってくれたように、その行動をしないことにすることが可能な時間という意味ね。その時間内に、行動を起こすのをやめることができる。
 手首を動かしたくなったとき、たしかに、その意図が生まれた経緯には自由はない。動かしたくなるのは自動的だ。でも、「あえて、今回は動かさない」という拒否権は、まだ僕らには残っている。
 この構図は決して「自由意志」ではないよね。自由意志と言ってはいけない。「準備」から「欲求」が生まれる課程は、オートマティックなプロセスなので、自由はない。勝手に動かしたくなってしまう。
 そうじゃなくて、僕らに残された自由は、その意志をかき消すことだから、「自由"意志"」ではなくて、「自由"否定"」と呼ぶ。英語でいえば、自由意志は"free will" 自由否定は"free won't"と言う。
―――しないことをする……。
 そうだね。僕らにある「自由」は、自由意志ではなく自由否定。「人は一生に1回ぐらいは殺意を覚えるもんさ」なんて、ホントかウソか知らないけど、そんなことを言う人がいる。でも殺意を覚えるだけだったら犯罪じゃないよね。頭の中で思うだけだったら、罪には問われない。そもそも、そこには自由はなくて、勝手に脳がそう思っちゃっているだけだし。
 ただし、そのときに「殺人はダメだ」と自由否定の権利を行使しなかったら、つまり、殺してしまったら、それは犯罪だ。だから、殺人は有罪になる。
 ということで、僕らの「心」の構造が見えてきたね。自由否定が鍵を握っているんだと。


「自由否定」って言葉は、なんかしっくりきてない気がします。ただ聞くと「自由の否定かぁ」って聞こえちゃう。そうじゃなくて、「自由に否定する権利」「否定だけは自由に行える」ってニュアンスなんですけどね。ともかく、池谷さんの主張では、「僕らにできるのは、こみ上げてくる欲求を抑えたり、勝手に浮かんでしまうアイデアを採用しないことだけだ」となります。

しかしここで、こう言いたくなりますね。「じゃあ、その"自由否定"をしようという"意志"は、どこから生まれてくるの?」と。そこに"ほんとう"(笑)の自由はあるの?みたいな。本のこの後の部分で、池谷さんもその点には触れてますけど。それにしたところで、「脳の中の小人」は、もうすでにかなり狭い領域にまで追い詰められてしまっているというわけです。そして最後にそこを開けたとき、果たして小人はいるのかいないのか??


というわけで、今はまだ夜明け前の状態で、自由意志なんてないよと言うとハクガイに遭いがち(笑)なのですが、わたしたちが知らなかっただけで研究者はどんどん先に行ってしまっている。地動説が、もたらされようとしている。これから何年か何十年か掛けて、パラダイムシフトが起きるのかもしれません。もっとも、日常生活レベルでは「自由意志は存在する」でなんの問題もないとは思うんですけどね。地動説を知っているわたしたちが普通に「日が昇る」「日が沈む」って言うのとまったくおなじように。

神保町→秋葉日記

先週初めて大勝軒でつけ麺を食べたぼくは、それから3つの店にさらにつけ麺を食べに行ってみて、うち2件がなんか大勝軒っぽい、けど上回らない味であることがわかり、なるほどそうか、と思ったんでした。そしてまた大勝軒で食べるつもりで家を出た。

神保町高岡書店。久しぶりに、買いたい漫画多数、な状態。ん−、と4冊くらいセレクト。あずまんが1年生の隣が空になっていた。コミケットカタログが販売開始していた。ここ数年買ってないですけどね。あれに載ってるサークル数の1/1000くらいしか回らないのに。入場料取るんなら払うし。グランデ1Fの工事は終わってたけど、どうなってるのか見てくるの忘れた。

欲しい本がいっぱいあったけどなるべく抑えて、それでも結構な量になった。大勝軒にいって、チャーシューの入ったつけ麺を頼んだ。チャーシューも美味しかった。厚みのあるのが何枚も入っている。しかしやっぱり麺の量が多い気がする。というか自分の胃が縮んだのかな。そしてやっぱりスープを全部は飲めなかった。というかあのスープ割りのポットに入ってるのはもしかしてただのお湯だろうか。

小川町のスタバでレモングリーンティーフラペチーノを頼んで、歩道に面した席に座った。ミントも入ってる。さっぱりしててなかなかおいしい。隣に座ってた外人さんがBlackBerryだった。歩道で、すれ違う犬と犬、ダックスフントと犬種しらないしろいふさふさの犬で、ダックスのほうが白にすっごい未練があるみたいで、すれ違った後何度も振り返って、飼い主さんが引っ張ろうとしても地面に縮こまってうごかない。引きずられてた。途中で飼い主諦めて、抱きかかえて子供の乗ってるベビーカーの屋根にダックス乗せてしまった。かわいそうでおかしかった。犬、もしかしてこれきりかもしれないもんね、相手に逢えるの。そりゃ頑張るよなぁと思った。

秋葉。LG電子のLEDバックライトのフルHD液晶モニタが気になるので、店頭で現物を見てきた。薄いのはいいけどVESAマウントは欲しいなぁ。画質に癖があるという話だけどパッと見よく解らない。というか、他のモニタと見比べてもそれほどすごい!という感じも受けない。動画しか見れなかったからかな。実際見るのはほぼ静止画だろうし、もうちょっと情報集めるか。改装の終わったとらのあなで、大岩ケンヂ氏の18禁同人誌がとら限定で売っていたのだけど、2100円という謎の価格が付いていたため買わなかった。どう見てもふつうの同人誌だったので、これは相場の3-4倍だ。気付かなかったけどなんか特典でもあったのだろうか。それともリアルNHK状態なのか。ヨドバシにはProject DIVAが入荷してた(もちろん通常版)。買うか買わないか逡巡中。リボルテックのヱヴァ新劇場版系は8月上旬入荷とのこと。

あとはいつものように岩盤浴→飲みです。さて今日買ったものはー。いっぱいあるけどまだほとんど読んでない。


Cut (カット) 2009年 08月号 [雑誌]

Cut (カット) 2009年 08月号 [雑誌]

まだ見てないが内容すごいっぽい。アマゾンのレビューによると「貞元義行書下ろしのマリが表紙」「鶴巻和哉監督と貞元義行、主要キャスト陣(緒方恵美/林原めぐみ/宮村優子/三石琴乃/坂本真綾)らのインタビュー」「松原秀典/鶴巻和哉/平松禎史/本田雄による書き下ろしイラスト」「インターナショナルインタビューマガジンと銘打ってるだけあって、インタビュアーの方の質問の仕方が上手い」「はっきり言ってアニメ雑誌よりもこの本の方が内容が濃く面白かった」とのこと。


あずまんが大王 2年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王 2年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

2年生出ましたー。今日はこれとCUT買うのが主目的だった。


百合心中~猫目堂ココロ譚 (IDコミックス 百合姫コミックス)

百合心中~猫目堂ココロ譚 (IDコミックス 百合姫コミックス)

いやもうタイトルと表紙だけでなんか買った。短編集のようです。


数学ガール 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

数学ガール 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

下巻きた。アマゾンの内容紹介がいいなw 「時を超える数学のメッセージ。皆で解くフィボナッチ数列の一般項。この恋の答えも、聞かせてよ数学ガール!」


ドクター&ドーター 1 (サンデーGXコミックス)

ドクター&ドーター 1 (サンデーGXコミックス)

よくある、女の子にアレが生えるという設定のお話ですが、しかしそれを陽気碑センセイが描くのだ、ということであればただじゃ終わらんだろう……と思って買ってきた。


でもくらちゃん (リュウコミックス)

でもくらちゃん (リュウコミックス)

双子が双子を産み、その双子がさらに三つ子を産んで、同じ顔が十二人になりました、という設定の漫画。無理があるw ぱらぱら見て絵もアイデアも面白そうで買った。しかしこれ描くの大変だろうなー。


SF小説がリアルになる 量子の新時代 (朝日新書 187)

SF小説がリアルになる 量子の新時代 (朝日新書 187)

以下、新書脳なので新刊の新書を3冊買ったのですが、これは買わなくてもよかったかも……。


はじめての言語ゲーム (講談社現代新書)

はじめての言語ゲーム (講談社現代新書)

「はじめての」「言語ゲーム」! これはタイトルだけで大勝利だろう。「もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書」 なんど入門したことか。


世界は分けてもわからない (講談社現代新書)

世界は分けてもわからない (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)」の続編という位置づけ。書名がぼくの信条に一致するので買った。分けてもわからないということがわかるまで分け続けるんだろうな。


隣之怪 病の間 (幽BOOKS)

隣之怪 病の間 (幽BOOKS)

またこのシリーズを買ってしまった。これは100話入ってないから一度に全部読んでも大丈夫です。