すべての夢のたび。

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AppleStoreで買ったもの

昨日の話。2年とちょっとをMac miniで頑張ってきて、次もまたminiを、と考えていたのですが、結局待てずにiMacを買ってしまったという。

銀座のAppleStoreへ行く前にさんざん考え、iMacの27インチモデルの安いほう+SSDという組み合わせにすることを決めていました。買うものが決まっているなら通販で注文してしまえばいいのですが、AppleStoreで買った人の話を聞くと、定価であるにも関わらず満足度が非常に高いらしい。それはなぜなんだ!と気になっていたのと、今回それほどお金には困ってない(笑)こともあり、AppleStoreで買ってみることにしました。

先週名刺をくれたお兄さんは、先週と同じ辺りをうろうろしてました。声を掛けると思い出してもらえました。今日は買うつもりであることを告げ、プランを伝えると、少し、うーん、という感じでした。自分のところの製品なのでちょっと言いにくいんですけどね、と前置きをし、実はiMacのSSD内蔵はあまりお薦めしてないんですよ、とのこと。

さすがにはっきりとは言い切りませんでしたけど、薦められない理由をいくつか挙げてくれました。DVDドライブの裏あたりに入るので熱設計的にどうかと思われること(もちろん「問題がある」とは言いませんでしたが…)、iMacでSSD内蔵をオーダーする人は非常に少なくデータがないこと、そもそもiMacはただでも速いのでSSDを積んでも価格に見合ったパフォーマンス向上にはならないこと、などなど。

お金がいくらでもあって、少しでも速いものが欲しいと仰るのならもちろん構いませんが、例えば代わりにこんなプランはどうでしょう、と示されたのが、27インチの高いほうのCPUをCore i7にアップグレードしたものでした。それでも価格は当初のプランよりいくらか安かった。長く使われるつもりなら最初からいいものにしたほうがいいですよ、と言われ、そっかー、と納得して、お薦めに従うことにしました(ちなみに、ビデオのメモリを増やそうとしたら、無駄ですから!とこれも止められたw)。

うまいな、と思いました。さすがにトークが巧みです。某店とかだったら多分ぼくが最初に提示したプランでほいほいと注文書作成に入ってしまうんでしょうけど、自社製品だけどお薦めしません、なんて「ここだけの話」を持ってくるのはこちらの信用を引き出すテクニックですよねー。とかって穿った見方かもしれませんが(笑)。薦められはしたけど、買わされた気分は全然ありません。あくまでも、チョイスしたのはぼく、という感じです。ぼくがより良いオプションに気づき、自らそれを選んだ。そういう記憶が買い物後に残るようになってます。これがAppleStoreか!と思った。なるほどなー。

支払いも面白かったな。レジへは行かずその場で、iPhoneに取り付けられたクレジットカードリーダーで支払い。タッチパネルに手書きでサインをし、レシートはなんと、テーブルの裏に取り付けられたプリンタから出てきました(まさかそんなところにあるとは思ってない)。そしていったん、27インチの現物の箱を持ってきてくれたのですが、やっぱりちょっとこれは……ということで配送にしてもらった。

で、定価販売なのはその通りなのですが、特に要求はしてないのにオマケを付けてもらえました(もしかすると1台売ったらいくら、というのがあるのかな?)。"One to One"という、AppleStoreで1対1の(比較的初心者向け)セッションを1年の間何度も受けられる権利。実はレシートを見ると返品可能と書いてあり、そうすれば9千円ほど安く買えたことになるのでしょうけど、まぁそれはさすがに外道かw なんか聞きたいことでもできたら行ってみようかと思います。

さすがにメモリはAppleStoreではオーダーしません。高すぎる。Amazonで4GBを4枚注文したけど、Apple価格の1/3くらいですね。そんなわけで次の週末には、27インチでCore i7の3.4GHzで、メモリ16GBでグラフィックはRadeon HD 6970Mという、ちょっぴりハイスペックなMacがうちにやってきてしまうことになりました。HDDは1GBだけどw もちろんBoot CampでWindows 7も入れますよ。ベンチ取るの楽しみ。