初めてFX(外国為替証拠金取引)をやって1日くらい経ったところでわかったことを書きます。「そういう解釈もあるのか」程度に思っていただければいいです。でも本質は外してないと思う。
まず、FXは投資ではありませんでした。株とか外貨預金とは違う。ではなにか。FXはゲームです。「このあとドルは上がるか下がるか？」についてみんなで賭けようぜっていうゲームでした。お金を賭けて遊ぶので、正確にはギャンブルですね。人生はギャンブルだとかそういうのじゃなくて、パチンコとか競馬とか、ああいうのと同じ、言葉の真の意味でFXはギャンブルです。
なぜ人はドルを買うのか？ なぜ買うのかわかりますか？ 答えは、「このあとドルは上がると考えているから」です。
ドルを買うのは、ドルが上がると考えているからです。95円でドルを買って、96円になったら売る。すると儲かるわけです。ドルが下がると考えている人はドルを買いません。95円でドルを買って、94円で売ったら損しますからね。
では、ドルが下がると考えている人はFXではなにをするか。ドルを売るのです。95円でドルを売って、94円になったら買うのです。すると儲かる。あれ、でも、ドルを売るって、最初にドルを持ってなかったら売れないんじゃないの……？
ここで頭を切り替えます。FXでドルを買うとか売るというのは、実際に日本円を米ドルに両替したりするのとは全然別の話だと思えばいいです。多分、FXでドルを買っても、「ハワイに行くんで〜」とか言ってそのドルをそのまま米ドル紙幣で受け取ることってできないんじゃないかな。必ず、買ったら売る、売ったら買う、この組み合わせが必要なんじゃないかと思う。
頭を切り替えましょう。
- 「このあとドルが上がると思っているからドルを買う」→ドルが上がる方に賭ける→「ドル上がる券」を買う
- 「このあとドルが下がると思っているからドルを売る」→ドルが下がる方に賭ける→「ドル下がる券」を買う
FXは要するに、上記のようなギャンブルです。「ドル上がる券」を買って、実際にドルが上がったら、払い戻しで元よりいっぱいお金がもらえる。逆に「ドル上がる券」を買ったのに下がっちゃったら、賭けに負けたことになって、払い戻ししても元より減っちゃうわけです。「ドル下がる券」を買ったらこの逆になります。ドルが下がったら払い戻しでいっぱいもらえるけど、上がったら損する。
それであと、レバレッジってのがあります。要は倍率ですね。儲けの額を25倍まで増やすことができる。えっ、そのぶんのお金はどっから出てくるの？って思いますよね。それは、同じように25倍の倍率で勝負して負けた人が払うんです。儲けも25倍だけど損も25倍って条件に乗った人達どうしでゲームをしてるわけですね。
という感じかなぁと。世界経済ってやつがあって、それに伴ってドルってやつが上がったり下がったりしてる。そのチャートを横目で見ながら、うちらこの上げ下げでゲームしようぜって、それがFXかなと。で、FXやってる人たちの間だけでお金が回るゼロサムゲームですと。正確にはFX会社が手数料取るから競馬とかと同じマイナスサムゲームですね。
そんでもって今、儲けは出てなくて損が出てるのですw 次回はこれについて考察してみたいw
