ソニーは、従来モデルから解像度を上げながらも、小型軽量化を図った電子書籍端末「PRS-T3S」を10月4日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後。
あー、まだやる気あったんですねー、ってのをまず思った。
電子ペーパーの解像度はやっと他機種と同じになった。スペックに特筆すべき点は……ないなぁ。電子書籍は端末本体で差別化なんてできないですからね。
強いて言えば、オプションのカバーにライトが付いてる。つまりこいつ、本体にフロントライトがない! 先行するKindleもKoboにも付いてるものが付いてないって大胆だなー。そこ以外で勝負できるものがあるつもりってことですよね。どこだろ。リフレッシュが少なくて済むとか急速充電とかそのへん? でも価格は3機種のなかで一番高いよね(Kindleは9980円だけど1980円分のクーポンありのため)。
しかし今回、ちょっと買ってもいいかなって思っちゃったことがありました。
さらに、24日より販売ストアの「Reader Store」を刷新する。同社によると、口コミを通じて購入した書籍は、そのほかの場合よりも、面白い本につながることが多いという調査結果を元に、ストアにソーシャル機能を組み込む。
コンセプトは、「ネット上で本屋さん体験が楽しめる」となっており、サイト上に簡単な手続きで自分の仮想本屋を開設し、お勧め本のレビューを公開できる。また、ユーザーはそれらの仮想本屋の店長を個別にフォローでき、Twitterなどのようにタイムラインとして表示できる。自分のレビューを読んだ人が、その書籍を購入すると、購入額の5%分のポイントがもらえる。
自分のお勧めの本でストアが作れる! こりゃ面白そうだ。あんな本やらあんな本やら並べたい。こりゃーなかなか今回ソニー頑張ってるんじゃないか? よーしひとつ本体予約しちゃおっか、新Kindleと発売日近いな、いったい何台目の電子書籍端末よ……。
ってちょっと思ったんですけど、すぐ気づいた。当たり前だけど、Reader Storeにある本しか並べられませんよね。つまりぼくが勧めたい本なんてほとんど扱いがないだろうってことです。だめだー。
というわけで様子見です。まぁ別に買ってもいいんだけどね。ストア作るんじゃなくて本読むのが本来の目的なんだし。でもAmazonや楽天に比べたらソニーは本でも安売りはしなさそうなイメージあるw