ロシアの地元紙は、浅田の滑りから受けた感銘を隠さなかった。
「スポーツ・ルー」の公式ブログで同紙記者が「私はサムライを見た。それはマオ・アサダだ。すでにSPで勝負の行方は分かっていたが、マオは他の女子には誰にもできない3回転半ジャンプに殉じて、ハラキリした」と振り返った。
さらには「サムライにとってメダルが何だ! ハエだ! サムライにとって唯一の勲章は不朽の名声だ」と熱くつづっていた。
なんだかおもしろいなw 妙に熱くて微妙に間違ってる気もするけど、言わんとすることはわかる。
SPで失敗して既にもう勝ちはないことはわかっていて、さてそれでどうするかというところ。で、まったく当然のように、成すべきことを成す。そこになんにも選択はないわけです。で、成してしまった。ものすごいものを。
ハエだ!は笑いましたね。いきなりすぎるだろ。どうでもいいものだ!取るに足らないものだ!ってことなんでしょうね。しかし最後、不朽の名声をサムライは求めるだろうか。名声は結果ですよね。名誉を守り、ブシドーに殉じて、その結果として満足して死ねるかってのが大事なのであって、他者の評価としての名声とかそれこそハエだ!って気がします。