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すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

いますぐに正義の話をしよう

ここにボタンがあります。あなただけが押すことができるボタンです。前からトラックが猛スピードで歩道に突っ込もうとしています。歩道には歩いてる人が5人。このまま行けば、トラックが突っ込んで5人は死んでしまいます。あなたが、このボタンを押せば、トラックの向きをかえて歩道の5人を救うことができます。しかし、トラックは向きを変えるだけなので、また別の歩道に突っ込みそこにいる別の2人が死んでしまいます。5人を救うためならば、2人の犠牲はしょうがない。あなたはボタンを押しますか?

「車の前輪に不具合、レーンを超えて対向車線に突っ込みそうだ。しかし、自動運転は対向車線に突っこまないように反対側にハンドルをきる。ブレーキを踏む。失ったコントロールを取り戻そうと制御する自動運転。あまりの揺れに車からふり落とされそうになる運転手。つまり、あなたがお金を払って手に入れた自動運転システムは、この状況下ではあなたを殺す方がいいと判断したわけだ」


自動運転の車が人を轢きそうになったらどうなるのか?

久しぶりに興味を惹かれる話題ですね。サンデル教授のトロッコ問題ってのは議論の叩き台にするためのあり得ない設定で、議論そのものも言わばおあそびだったわけですけど、現実化が目の前まで来てしまいました。いま決めなくてはならない、いまの問題になってしまいました。

あなたが車を運転するためには免許証が必要だ。しかし、ロボットは?
今は、イエスだ。
今年9月から、カリフォルニア州運輸局は、選ばれた無人自動車およびその人間副操縦士に免許を与える。これによって、自動走行車が公道を走ってよいかの法的疑問がやや緩和されそうだ。


さて、自動運転の車が対人事故を避けられない状況に遭遇した場合、そして事故を起こした場合、責任は誰に帰せられるのでしょうか。誰を轢くか判断する自動運転ロジックをプログラミングしたプログラマー? いやいや、それは困りますね。ではGoogleか。いやいや。きっとGoogleは100ページくらいある同意書のどこかに「Googleは責任を負いません〜」って書いてあるにちがいないです。

それでは車の所有者か。おそらく、そうでしょうね。もしかしたら自動運転のふるまいについて設定ができるのかも知れないです。他の車や人にぶつけても自分の命を優先する運転をするのか、それとも、おとなしくガードレールに突っ込むまたは崖から落ちるのか。