すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

カラオケでうまく歌うこと

いちおう師について歌のうたいかたを習っているのです。もう2年ちかくになるのではないでしょうか。

しかしその間で会得したことはものすっげー少ない!のです。これは師の教えかたが悪い、というのでは多分ないと思います。こっちに「聞く耳」がなくて、何を言ってるのかわかってなかった、という面が強いのでしょう。

ほんとうに最近になって理解したのは、歌をうたうということは別に特別なことではなく、ふだん話をしてるのと同じように歌えばいい、ということです。具体的には、歌うからと言って声を作らなくていい、大きな声を出さないでいい、ということです。

いや、むしろ、それらは禁止事項なのです。少なくとも素人は、やってはいけないことなのです。声色を変える、声を張る、というのは、声をコントロールする、という行為なわけです。つまり、それをやってる分だけ、他の声のコントロール、声に表情を付けるとか、ビブラートさせるとか、それに回せる力が減る、そういうのができなくなるのです。このことがわかってなかった。

喋ってるときと変わらない声で歌うようになったら、師から「お、なんかよくなったじゃん」みたいに言われました。いやーこういうひみつはもっと早く教えてくれないとな……。まぁきっと、ずっといろいろ諭してくれてたんだけどこっちの理解が追いついてなかったんです。アーティスト大体感覚的な喋りするし、こっち理系だからな(笑)。

カラオケのレベルであれば、大きな声は出さなくていいんです。ふつうに話してて相手に聞こえる程度の声でいい。マイクがあるんだからそれに頼ればいいのです。声を作るのも、素人がやるとたいていは「頑張ってる」感が増してしまい、聞きづらいだけで終わるという。

そして師から言われててまだぜんぜんやりかたがわからないことが3つも4つもある!のでした。いやーあと何年かかるの? こっちがもっと熱を持ってれば進みが早いんでしょうけど、カラオケでうまく歌えればレベルだからですかねー。