すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

傷心の猫様


可哀想(笑)。これ、悲しそうっていうより、呆然としてる感じですね。眼の前のものを見ていない眼。魂抜けちゃってる。

猫の顔にこれだけ表情を感じるのは不思議だなって思って。絵で人の顔を描く時って、主に眉や口の形で表情を描き分けてる印象あるけど、猫だとほぼ眼だけですもんね。眼は口ほどに物を言うってやつか? 眉のあたりの筋肉の動きとかを見る側が感じ取れてたりするんだろうか?

動物の表情って、そう思って見るからそう見える部分もあるんでしょうけど、でもそれだけじゃないですよね。嬉しい、悲しいみたいなのは、見て明らかにわかる。人間はそういうのを敏感に区別できるようになってるんだろうけど、動物同士でも表情でのコミュニケーションってあるんだろうか。まぁ威嚇とかは分かりやすいでしょうけど、こういう微妙なのはどうなんだ。

そして、人と人以外の動物のあいだで、表情が伝える意味がおなじであるってことが、またすごいなぁと思います。猫と人の共通の祖先ってどこまで遡るんだろう。そしてもちろんそれよりずっと前からこのしくみはあったんでしょう。

羽生選手の選択

ぼくはひとことで言うと、試合出場を選択した羽生選手を支持します。理由はシンプルで、自分の人生の責任を取るのは自分しかおらず、誰も他人の人生の責任なんか取れやしないからです。

脳震盪とか危ないから止めさせろ、という人が多かったのですが、そういう人たちはそれを羽生選手のまえで本当に口に出せるんでしょうか。自分が最終的に権限を持つ立場だったら「止めろ」って言えるのかな。

仮にそれが羽生選手の最後の試合になってしまったとして、後から「どうしても出たかった」「後悔している」って言われたらどうするの?

そこでまぁ、信念を持ってなにかを言い返せるぐらいならいいんですけど、危険だから、亡くなった例もあるから、程度のことで止めに入るのはよしたほうがいいと思います。勝負の世界とかそんなぬるくないと思う。どれだけ調整を重ねてあの一戦に合わせてきていることか。その後の人生のすべてよりこの瞬間がだいじなこと、っていうのはあるはず。

もちろん、そうではなかったかも知れないですが。でも、わかんないでしょ? わかんないなら口挟むな、ってことです。もちろんもちろん、そこで口挟むことを選ぶ、ってのも貴方の人生の選択ではあると思うけど、ぼくはそういうのを無粋と感じる人、ということです。

幽霊がいるように感じたらしい話

文化違えど、世界中のどこにでも存在する幽霊。その幽霊をスイスの科学者たちが人工的に作り出すことに成功しました。

幽霊の正体は、脳内の錯覚によるものでした。

研究者らは、被験者の脳の感覚信号に干渉するロボットを用いて実験を行いました。実験参加者に目隠しした状態で、ロボットを使って幻の存在を作り出しました。

幽霊は存在するのかしないのか。いずれにせよ、それは科学的に説明できるものじゃないかと思います。存在するならするで、どういう原理で存在するのか説明できるはず。物理的実体がないとぼくらの目に見えたりはしないだろうし、地球の自転公転についてこれずあらゆるものをすりぬけて宇宙空間に置き去りになってしまいそうな気がします。実体があって相互作用があるからこそそこに存在し見えるようになるはずで、つまり科学的に説明できるものじゃないとおかしい。

まぁそれは、いる、とした場合の話で、いない、とするなら、それもまた科学的に説明できるはずです。つまり何らかの錯覚だと。

今回のこの記事はそういう実験の話だと思って読んでたんですよね。電波とか超音波とか磁力とか、なんかわかんないけどそういう類のなにかで脳に外部から干渉し、錯覚を起こさせて幽霊の存在を感じさせる実験。

ところが……。

その結果、2人の参加者は幽霊に囲まれている錯覚に陥り、狼狽しながら実験を止めるように求めたといいます。さらに後ろから指型ロボットで触れたところ、参加者は誰もいないにも関わらず、4人の幽霊が存在すると感じました

おい。指でつつくなよ。だめだろそれ(笑)。「誰もいないにも関わらず」じゃねえ、ロボットいるだろ!(笑)

実験の参加者は、目隠しされた状態で背中をロボットに触れられただけで、誰かに背中を撫でられたような錯覚に陥りました。

誰かにじゃねえ。ロボットに撫でられてるよ!(笑) ぜんぜん錯覚じゃないよ!

なんだこれ。上の一文とかすげえマヌケな気がするんですけど、なんなんでしょうか。いったい何の実験がしたかったんでしょうか。翻訳が原文のニュアンスを伝えきれてないのかなー。これじゃお化け屋敷じゃないですか。客にイタズラをすることでお化けがいるように感じさせることができるんです。

エボ爺とぼく

残業してるあいだにいろいろあったようですね……。

エボ爺がクズすぎる件wwwwww : 妹はVIPPER

エボ爺38.0℃の熱が出て医療機関を受診
     ↓
エボ爺はリベリア渡航歴を医者に言わず、医師は解熱剤を処方し帰宅させる
     ↓
保健所から男性はアフリカからの帰国者との連絡が医師に入る
     ↓
保健所がエボ爺を新宿の病院に連れて行く
     ↓
医師は病院建物を封鎖
     ↓
新宿の病院から町田の自宅へ勝手に帰宅ラッシュで満員の電車で帰宅
     ↓
マスゴミが病院に駆けつけ医師に「なぜ帰宅させたのか?」と攻め立てる
     ↓
医師は「西アフリカからの帰国者とは知らなかったとは言え申し訳ない」と謝罪
     ↓
男性が発見され保護


……これほんとエボラだったらどうすんだよ。ひでえ話ですね、と思う。結局陰性だったから良かったようなものの。

とは言え、気持ちは解る。人間は、とは言わない、ある種の人は、ぼくもそうだけど、やべえ状況にハマったと感じたとき、そう綺麗には生きられないもんですよ。逃げるよ。人轢いたら取り敢えず逃げるわね。ぼくもインド帰りの時腹壊してたんだけど、それを成田では言えなかったですよ。赤痢とかだったら消毒!隔離!だもんね。言えなかった。ちなみにその下痢はその後3週間ほど続いたという……。

だがそれでも、自分のことは棚上げしといて他人を責めるのが真のクズである!と言うことで、やっぱエボ爺だめだろこれ(笑)。ラッシュの電車で帰るなや。

ちなみに、自分がエボラかも?と思ったら、行くべきは病院じゃなくて保健所です。これ知らない人多いらしいのでお間違えなきよう。

メールが来ない人となった


いわゆる格安SIMにMNPしたため、キャリアメールと縁が切れました。あちこちに登録したメールアドレスは全てGmailに一本化しました。これでもう、仮にドコモが格安SIMよりさらに安くなったり(ないない)、auが同様に(ないない)、そういうことがあってもキャリア乗り換え放題です。ソフトバンクはない。

そして、格安SIM使いすぎで速度制限掛かって痛い目にあったのを機に、ちょっとでもパケット使用量減らそうと思って、届くままに放置していたメルマガの類をガンガン購読解除。届く量が数分の1になりました。まだいくつか解除めんどくさそうなの残ってんですけどね。ヨドバシとかやばい。毎日送ってくるのに、メール送るか電話するしか解除方法ないみたい。

で、アドレスがGmailオンリーになったので、上に載せた、面白そう!なメールソフト、inbox by Gmail。これ招待制だったんですけど、申し込んでおいたのがやっと使えるようになったんですね。はじめて、iPhoneの純正メールアプリをホーム画面からどかして、完全にこれに切り替えてみた。純正メールアプリは通知も切った。

したら、メールがぜんぜん来なくなりましたね。正確には、メールが届きましたよー、というあの通知が全く出なくなった。メールは来るんです。いくらかは。でも、それらのメールはPromos(広告)やPurchases(iTunesやらAmazonやらヨドバシやらの買い物)に勝手に分類されて、通知されない。どうでもいい系として扱われてるっぽいんですね。inboxはどうでもいいメールには「届きましたよー」って言ってくれないぽいんです。

試しに、自分で自分にメール送ってみたんですが、それは通知されました。iPhoneにバナーが出て、音も鳴った、しかし、数日inboxを使ってみてメール着信が通知されたのは、ただその1回きりです。そういう「定形外」の、なんか処理しなくちゃいけないことがあるんじゃないの?ってメール以外は、どうもinboxは通知してくんないのじゃないか、そういう感じです。

つまりぼくはメール的にはぜんぜん重要じゃない人だったんだなーって。いままでメール着信通知出て、なんだろ、と思ってどうでもいいメールでちぇー、とか思ってたのが、じつはすべてがどうでもいいメールだったのだ、ということがぼくに対して暴露されてしまいました。忙しい人でもなんでもなかった。ぼくメールで誰かとやりとりする人じゃないですからね。

まるであれです。紙兎ロペの、映画館でバイトしてる、着信がメルマガオンリーの人。人じゃないけど。あれ笑って見てたけど、ぼくもあれじゃんっていう。驚くばかりです。

GoProでFPS映画

クラウドファンディングでお金調達して作ろうとしてるみたいですね。上のムービーの4分くらいのところから見られます。迫力がすごい。そしてこれもしかしてずっとこのまま延々戦闘のみで続くんでしょうか。長いカットとかどーやって撮ってんだ……。


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こんなの顔に取り付けて走り回ってるらしい! なんとご苦労様なことでしょうか。

完成したらぜひ見たい。ていうかOculus Riftで見たいですよねーこういうの。

「Oculus Rift」の一般向け市販バージョンが2015年中にも登場との見通しが明らかに - GIGAZINE

Kindle Voyage届いた

Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル

Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル

通算何枚目のKindleかなー。もう忘れましたわ。発売日に届いてラッキー。

使った感想。ひとことで言うと良い。素晴らしい、って言うほどじゃないけど、着実に改善されていい感じになってます。でもこれに2万出すかって言うと、ヒトによる、ですかね。

前面はガラスパネルになりました。なんとなくサラサラ加工です。ツルツルじゃないので映り込みはある程度抑えられてて見やすいです。e-inkディスプレイは300dpiになってドット感はゼロ、フォントが綺麗で非常に読みやすい。コミックスも結構見られる気がする。まぁメモリ容量は相変わらずの4GBですので詰め込むのは無理ですね。

気に入ったのはやはりページめくりボタンですね。ディスプレイの左右に大きな「進む」(線)と小さな「戻る」(点)が1個ずつ、合計4個が設定されています。

良いのは、例えば縦書の本だと左側押すと「進む」、右側押すと「戻る」になる気がするじゃないですか。そうじゃない。大きい方のボタンは左右どちらも「進む」なんですね。つまり左右どちらの手で持とうが縦書だろうが横書きだろうが、メインは「進む」なんです。「戻る」ボタンは大きな「進む」ボタンのうえにちょこんと小さいのが設定されている。よく考えられてるなーと思いました。

ただし、「進む」ボタンそのものをもうちょっと上に配置して欲しかったかなー。そしたらもっとガッチリ本体ホールドできる気がするんだけど。いまだと「進む」ボタンの一番上の部分に親指を掛けるような持ち方になってしまいますね。あと、今まで通りに画面タッチやスワイプでもページめくりは可能です。

また、これらのボタンは物理ボタンじゃなくて感圧センサーです。なのでフィードバックとしてAndroid端末みたいにトン、って軽いバイブレーションが来るようになってる。押し込みの力と振動の強さは設定可能です。初期設定だとやや強めに押さないと反応しないような気がして、これも本体の持ち方に影響するので、ぼくは弱く押しても反応する設定に買えました。

電源スイッチは本体背面に丸いのがついてます。見ないで押せる。背面は曲面ではなくシャープに面取りされており、過去のKindleと同様のマットっぽくて手の脂が目立つ塗装になってます。なぜか背面の上部だけは艶ありプラスチックになっておりさらに指紋等目立つ。意図はわかりません。iPadみたいにここにアンテナあるのかな。いつも脂だらけになっちゃうこれは改善する気はないようです。カバーに入れて使ってくれ、ってつもりなんですかね。でもわざわざ重くして使うのは嫌です。

バックライトが周囲の明るさに合わせて自動調整も可能になったり、暗いところへ移動すると目を慣らすためにバックライトを徐々に暗くする機能なんかもあるみたいなんですが、ここらは未体験なので略。あとこれ広告モデルなんで、ホーム画面1ページ目の一番下に常に広告が出てます。そして、電源オフ時はディスプレイが全面広告になります。広告内容はいずれもKindle絡みですが、鞄から取り出して全面広告を目にするのはちょっとウザ!って感じではありますね。まぁ慣れか。読んでる途中で出てきたりはしないので良いです。どうせならKindle以外の広告も出せばいいのに。バリエーション少なくてすぐ飽きるので広告効果あるのか疑問です。

そんなふうで全体的には気に入っております。魅力の大部分は綺麗で読みやすいディスプレイと考えられたボタンですね。つーかいーかげんメモリ増量しろよ……。高くなっても構わないから、と思うんですけどどうなんでしょうか。