ホッテントリメーカーのおまけ機能?の「××××について村上春樹風に語る」を使ってネタをやろうと思ったら、もう何日も前にやられててガックリでした。みな考えることは同じか。
2 :ムラカミさん@エルサレム:2009/02/14 08:32
六月にデートした女の子とはまるで話があわなかった。
僕がパレスチナについて話している時、彼女はイスラエルのことを考えていた。
5 :ムラカミさん@エルサレム:2009/02/14 20:54
「白燐弾?」と僕は聞いた。
「知らなかったの?」
「いや、知らなかった」
「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」とユキは言った。
「彼にその趣味があるかは知らないけど、あれはとにかく白燐弾よ。完璧に。二〇〇パーセント」
6 :ムラカミさん@エルサレム:2009/02/14 20:56
僕が三番目に寝た女の子は、僕のペニスのことを「あなたのカチューシャ・ロケット砲」と呼んだ。
8 :ムラカミさん@エルサレム:2009/02/15 10:13
テロリストは盲のいるかみたいにそっとやってきた。
10 :ムラカミさん@エルサレム:2009/02/16 04:45
「どうせ土地の所有権の話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なぜ知ってるんだ?」と相棒が言った。
とにかく、そのようにして土地の所有権をめぐる冒険が始まった。
16 :ムラカミさん@エルサレム:2009/02/17 02:21
「ずっと昔からイスラエルはあったの?」
僕は肯いた。
「うん、昔からあった。子供の頃から。
僕はそのことをずっと感じつづけていたよ。そこには何かがあるんだって。
でもそれがイスラエルというきちんとした形になったのは、それほど前のことじゃない。
イスラエルは少しずつ形を定めて、その住んでいる世界の形を定めてきたんだ。
僕が年をとるにつれてね。何故だろう? 僕にもわからない。
たぶんそうする必要があったからだろうね」
1000ならパレスチナ国家独立。