【どうして勉強しなきゃいけないの?】学習塾で助手をしているのですが、小学一年生の女の子から先日ついに「どうして勉強しなきゃいけないの?」という問いを投げかけられました。
将来私も人の親になるのだろうし、自分も相手も十二分に納得できる答えとは何なのだろうと改めて思います。
どうして勉強しなければいけないのですか?
- 学歴社会を勝ち抜くため
- 大人になって社会で働くときに困らないため
- 自分の興味・趣味嗜好を存分に追求できるように
系は間に合っていますので、何か、もっと深く納得できてかつ平易な(こどもに説いて聞かせることが可能な)論があればご教授願いたいです。
- 勉強しなくてもいいとする社会は、自滅したからではないでしょうか?
- 勉強しないことは、その人の可能性を閉ざすことになります。だから勉強しなくてはいけないのです。
- 勉強をしないと、勉強をさせられます。勉強をさせられないためには、勉強をしなくてはなりません。
- ゲーム理論で説明できます。
- 「なぜ勉強をしなくてはいけないか」ということに、答えはありません。しなくてもいいのです。というか、命題の立て方に問題があるようですよ?(と小学一年女児に小一時間講義)
- 勉強をしないと、不安でストレスになるからです。
- 勉強をしないと、お母さんが悲しみます。(お母さんのいない子は、勉強しなくていいですか?)
- 勉強をしない権利の正当性を説明できない以上、勉強はしなくてはいけません。
- 自分の遺伝子を残すには、「勉強しないこと」は「勉強すること」に比べ不利だから、勉強したほうがいいです。
- 主語をはっきりさせて考えることが大切です。主語が「わたし」なら、勉強はしなくてもかまいません。しかし主語が「われわれ」である場合、勉強はする必要があります。なぜなら、「勉強をしなくてもよい」とすると、「われわれ」がバカになるからです。
- あ、ところで、勉強をしたくないからって、先生を殺してはいけませんよ?